2年前の4月30日に我が家にきてから、2年2カ月。
2年半の生涯を閉じました。
先週末、大好きなささみをお腹いっぱい食べて、いつものように
ガラガラを回っていたのに・・・
少し痩せてきたなあ・・と思った段階で、早く病院に行ってあげればよかったです。
月曜日、いつもと違う細長いウンチをしてたけど
あまり気にもせず・・・
火曜日、仕事へ行く前にお掃除するのに別のゲージへ移した時に
あまり動かず
眠いのかな・・・ぐらいに思ってました。
仕事から帰ってくると横たわりぺっちゃんこに動くこともできませんでした。
このとき、すでに脱水症状を起こしていたのかもしれません。
水曜日、午前中、自分の人間ドックに行きました。
近所の小動物専門病院は、運悪く火曜日水曜日休診。
ネットで調べて隣の市の病院へ電話を
ハリネズミ診てますと言うので、病院へ行きました。
若い男の先生でした。
丸まったままでは、検査は、できません。
検査をするなら、麻酔をして検査しますと・・
医者が無理強いはできないのであくまで飼い主の選択を待つ感じの冷たい印象でした。
おそらく、ハリネズミ特有の原因不明、治療薬なしのふらつき病と思われます。
体への負担と麻酔をして目覚めないことへの不安があったので
投薬で出来る処置をお願いしました。
その時は、投薬と同じ内容の注射をお尻にして
1週間分の薬をもらって帰りました。
内容は、抗生物質、整腸剤、ビタミン、ステロイド
今までハムスターを4匹飼ったことがあったので
小さい動物が、命にかかわるほどの具合が悪くなった時は
施しようがないことは、わかっていました。
でも、この先生を信用できず。。。。
待ってた木曜日、午後からの診察だったので早退して
近所の小動物専門病院へ電話して予約
女医の先生は、まず、ハクの体重を量りました。
丸まった体を広げながら、触診をしてくれました。
かなり痩せていたので、血液検査は無理なので、レントゲンを撮りました。
背骨に異常は見られないので、ふらつき病ではないだろう
先天的に肝臓が小さいので、今まで頑張ってきた肝臓が
ここへきて、持ちこたえられなかったのだろう
とりあえず、肝臓のサプリと薬、体重を増やすことをと
高濃度ミルクの粉末を処方してくれました。
また、日曜日に来てくださいと予約をとり帰宅。
その日の晩、薬と水とミルクをあげて
少しマッサージ。
今まで暴れて出来なかった、伸びてた足の爪を初めて
切らせてくれました。
金曜日。昨日の朝起きたら、手足をバタバタしていました。
でも、自分で起き上がることはできないので、支えながら
うつぶせにしてあげると、動けることが嬉しいのか
ゲージの中を回っていました。
掃除をして、抱っこしながら、薬と水とミルクをあげると
ハクは、凄く可愛い顔をして、私のことをじっと見ていました。
本当に可愛かったです。
元気になった時のために筋力が衰えないように
手足をひとつずつマッサージしながら、たくさん話しかけました。
じっと、ハクは、私の顔を可愛い目で見ていました。
顔周りの毛並みもよく見えたので
午後から出勤の娘にお昼のミルクを託して仕事に行きました。
11時半、娘から泣きながら電話が・・・
回復すると思っていたので、最初はわかりませんでした・・・・・
帰宅すると、まるで眠ってるように
いつものふっくらとした姿で丸まっていました。
今にもお腹のふくらみが、上下して目を開けるのではないかと思うほど・・・
何がハクに良かったのか、何がハクにダメだったのか?
色々と考えるけど、ハクが何か言うはずもなく
正解は永遠にわからないけど、
忘れないために、記憶をここに残します。
ただ、ひとつ言えるのは、小さい動物は具合が悪くなってから病院に行くのではなく、
健康な時に一度、診てもらうべきだったと思います。
それは、動物の状態を確認しておくこと
病院といざという時のつながりを作っておくことが大事
10年前に亡くなった父のもとへ
珍しい動物が1ぴき行くことを父の遺影に伝えました。
お父さん、ハクをよろしくね。

ワイルドハク

