およそ人間活動の、いわゆる学問や芸術、技能などありとあらゆるものは、最初に「プロトタイプ」が存在します。「無」からいきなり「有」を生み出すのが一部の天才、そしてそれが「プロトタイプ」になる。そして人類はそれを模倣、あるいは参考にして「文明」を築き上げてきた…。私はそう思います。
デザインの世界でもそれは言えます。
例えば、「カーデザイン」
例えば「建築デザイン」
例えば「インテリアデザイン」
それが模倣にとどまり、そこから派生、あるいは改善して世に送りだす…。これは有益な行為だといえるでしょう。完全に真似るなどは論外ですが、今回、ご紹介するのはそんな中、有益なは製品の「椅子」について取り上げて行きます。
●まずは0世紀半ばに建築家、デザイナー、写真家等、多岐にわたり活躍したアーティスト Carlo Mollino(カルロ・モリーノ)の作品の紹介から