大晦日になり、2016年が終わろうとしています。
 
今までとは全く違う心持ちで大晦日を迎えました。

こんなにも日が変わること、年が明けることが怖いと思ったことはありません。
 
SMAPが年内で解散するとされていて、12月31日は特別な意味を持つ日となりました。
 
紅白には選ばれていませんでしたし、特別枠での出場も(事務所が)辞退したので、生出演はないはず。
 
でも、もしかしたらゲリラ的な出演があるのかも。
 
ちょいちょいつまらんゴジラの演出を挟んでいるけど、ここは本来SMAPの枠なのかも。
 
ゴジラの正体はSMAPなのかも。
 
ニュース速報で「SMAPが解散撤回を発表」なんてことがあるかも。
 
諦められない、信じたい。
 
何も起こらないまま時は過ぎ、23時になり「サムガ」をリアタイで聴きました。
 
中居くんの心のこもった言葉を聴いて泣きました。
 
購買運動、署名活動、新聞広告、ベストアルバム投票など、ファンの地道な行動は、普段ネット情報を見ない聞かない中居くんの目にも、耳にも、心にも届いていたと。
 
その言葉に救われました。
 
純粋なファンの思いを真摯に受け止めてくれたこと、そのことをファンに伝えてくれたことが嬉しかったです。
 
12月31日に中居くんのラジオの放送があり、SMAP最後の日にSMAPのタイトルがつく番組が最終回を迎えるなんて、何とも酷なタイミング。
 
リーダーとしての宿命のような。

誰かを傷つけないように気遣いながら、言葉を選びながら、メンバーを労り、ファンの重たい想いにも応えてくれて、最後まで男前でした。
 
「期待に応えられなくて・・・」

「SMAP中居正広としても最後。」という言葉は、とても重く辛かったです。
 
「慎吾ー!剛ー!吾郎ー!木村ー!SMAPー!じゃーねー!バイバーイ!」と声を張って締めました。

中居くん自身がSMAPのファンで、SMAP
を守りたかった無念さが伝わりました。
 
もう奇跡は起こらないのねと激しく落胆し、終わってしまった喪失感に襲われました。
 
同時に心からありがとうという感謝の気持ちがわきました。
 
解散とかソロという発言がなかったことに一縷の望みを持っています。
 
SMAPの歌は応援歌で、いつも前向きにさせてくれました。
 
何度聴いても飽きることなく、むしろ聴く度に新鮮な発見があるくらい、歌が心に浸みて、心を動かされました。
 
決して歌は上手くないし、歌唱力も声量も声の質もバラバラだけど、5人の歌はまっすぐ心に響きました。
 
個性豊かな5人が集まると、単純な足し算ではない、化学反応でスパークしたみたいな煌めきがありました。

でも偶像化されたキラキラした王子様ではなく、人間味があって、どこか親しみがあって。

歌っている時のカッコいいSMAPも好きですが、5人でワチャワチャしているのも好きでした。

SMAPの存在は当たり前すぎてその大切さに気づかず、失うことになってそのありがたみに気づかされました。
 
SMAPでできた穴はSMAPでしか埋められません。
 
さよならは言いません。
 
踏ん張ってきた1年、お疲れさまでした。
 
ありがとう、SMAP☆