「嫌い」とは言わないことを心がけています。

趣味嗜好、好みは人それぞれです。

本、音楽、映画、スポーツ、食べ物、ファッション、人、などなど。

日頃、価値観の違いを認めて受けていこうとは思っています。

でも身近な人には、自分の好きなものを好きになってほしいです。

自分の好みが受け入れられないと、残念に思ってしまいます。

「そういうのが好きなんだ~」「どこがいいの~?」と言われると、センスを否定されているような気がしてしまいます。

私が勧めたものや気に入っているものを「それ、嫌い。」と無下に拒絶されると、自分自身を否定されたような気がしてしまいます。

私とは好みや価値観が違うだけなのに、つい感情的に反応してしまいます。

私の「好き」が他の人の「嫌い」ということはあり得ることです。

逆に私の「嫌い」が誰かの「好き」ということもあり得ます。

嫌いだと思って不用意に「嫌い」と言ってしまうことで、誰かを不愉快にさせているかもしれません。

もちろん好きではないものや、苦手なものはあります。

それを「嫌い」と、撥ねつけてしまうのは失礼なのだと思いました。

だから私は極力「嫌い」とは言わないようにしようと決めました。

嫌いと思わなければ楽なのですが、ストライクゾーンを広げるのは簡単ではありません。

全てを認めて受け入れるのは難しいので、せめて苦手意識を持たないようにしたいです。

苦手な物事と向き合って無理に距離を縮めるのではなく、適度な距離を保つようにしたいと思います☆