安保法が成立してしまいました。

いろいろと悶々と思うことがあり、イライラ、モヤモヤ、ザワザワしています。

うまくまとめることができず改めてにしようかと思ったのですが、この混乱した心境をそのまま書き留めて置こうと思います。

まず安保法には反対です。

毎回必ず選挙に行きますが、アンチ自民なので、自民党の候補者に投票したことは一度もありません。

安倍政権を断固として支持しません。

安倍首相は質疑応答の様子やヤジから察するに、傲慢で稚拙で品位に欠けると思われ、嫌悪感を覚えます。

なぜ違憲だと指摘される法律が必要なのか。

なぜこのような重要な法律を国民の理解を十分に得ないまま強行採決に至ったのか。

なぜ今なのか。

なぜ一括りにするのか。

国会は唯一の立法機関。

国会議員は国民の投票によって選ばれた国民の代表。

代理制民主主義。

自民党が与党になった時点で、この法案が可決することは分かっていました。

法案を廃案にできず否決できないのであれば、法律を廃止する法律を作るしかないのでしょうか。

絶対に憲法改定や憲法解釈の拡大はさせたくありません。

デモに参加している人たちは昨年の選挙に行ったのでしょうか。

野党に投票したのでしょうか。

自民党に投票した人の責任は重いです。

野党はきちんと代案を出したのでしょうか。

国民の理解を深めるような審議ができたのでしょうか。

採決時になってここぞとばかりに委員長を閉じ込めたり、牛歩牛タンなどの遅延行為はみっともないです。

パフォーマンスに過ぎません。

抵抗して先延ばしにするだけではなく、もっと建設的で有意義なアプローチはなかったのでしょうか。

あれでは野党の茶番劇が目立ちすぎて逆効果です。

自民党の強行採決が注目され批判が集まるように、上手く振る舞うべきでした。

民意とは何か。

私にできる事は何か。

安全保障のために、アメリカのご機嫌をとるために、中国や北朝鮮の脅威の抑止力のために。

この法律があって良かったと思える日が来るのでしょうか。

海外で自衛隊が武力を行使する日が来ないように、争いに巻き込まれて命を落とす自衛隊員が出ないように願うばかりです。

いつ公布され施行されるのか。

来年夏の選挙までにどんな手順で事が進むのか見えません。

どんなシナリオがあるのか分かりません。

戦争法律反対とラップ調で叫ぶデモに参加することが正義だとは思いませんが、日本の未来を考えること、思いを声に出すこと、行動を起こすことで何かが変わると思います。

傍観者でいたくはありません。

たかが一票ではなく清き一票です。

私、という小さな個人、小さな声、小さな考えが大きな動きに繋がっていきたいです。

これで終わりではなく、これからだと思います。

立憲国家・民主主義が終わった日ではなく、始まりの日になるように願います☆