スキンケア、ボディケア、ネイルケア、オーラルケア、ヘアケアと色々なセルフケアがあります。

その中でもちょっとマイナーなのが、頭皮ケアです。

頭部の皮膚のうち1/3が顔で、2/3は頭皮だそうです。

顔の皮膚のケアは毎日していても、頭皮のケアは怠りがちです。

特に髪が長いので、頭皮よりも毛先のケアに気を取られてしまいます。

髪は血液から作られていて、体の健康状態を表す成績表。

数センチの髪の毛で、数ヶ月間の食生活やミネラルバランスが分かるそうです。

髪の寿命は約4~6年で、健康な人でも一日に約100本は自然に抜けているため、今生えている髪の毛は約5年の栄養バランスを表わしていることになります。

髪の毛は死んだ細胞で成り立っていて修復機能がないため、一回傷ついてしまうと元には戻らないそうです。

頭皮をケアして健康にして、これから生まれてくる髪をキレイにするしかないのです。

未来の美髪を作るのは頭皮ということです。

まずは頭皮が健康かどうかのチェック。

①頭皮の色は青白く、赤みを帯びていない。

②こめかみと頭頂部の頭皮を比べると頭頂部の方が動きやすい。

③生え際から1cmほどの頭皮を指でつまめる。

④ブラッシングはスタイリング以外にも行う。

⑤髪を結ぶことが少ない。

⑥タバコを吸わない。

⑦加工食品や外食で済ませることが少ない。

⑧肩こりや目の疲れがひどくない。

⑨頭皮にかゆみがない。

⑩分け目はいつも同じところに作らない。

⑪時間に追われたり、イライラすることがあまりない。

⑫フケが出ない。

⑬睡眠不足になることが少ない。

13個中当てはまるのが10個以下だと要注意で、8個以下は不健康な頭皮。

頭皮の健康も生活習慣が重要で、直接手を施すケアも影響します。

生活習慣項目には該当しなかったのですが、ケア不足で頭皮が硬くなっているようです。

頭皮は動かないため血液が滞りやすい部分なので、動かしてあげて血液の循環を促すことが大事だそうです。

これから生まれ育つ髪のクォリティをあげて、美髪を作るために最低限必要な3つの頭皮ケアを列挙します。

①ヘッドトリートメント(マッサージ)

指を髪の下から入れて、地肌に直接触れるように、髪の下から円を書くように小刻みに揉みほぐす。

シャンプーする時も下から指を入れて下から上に向かって、地肌を揉むように洗うのがポイント。

下から頭頂部に向かって、こめかみにある側頭筋、最後に首の後ろ側の後頭筋をほぐす。

②正しいブラッシング

目の細かいブラシだと髪を摩擦しやすいので、目が荒く頭皮を傷つけないものを選ぶ。

摩擦しないように毛先から始めて、まず毛先のほつれをとる。

下から上に向かって斜め45度にブラシを入れる。

生え際から頭頂部にかけて頭部を刺激し、最後に後頭部も毛流れに逆らって汚れをかき出す。

シャンプー前のブラッシングで大事で、頭皮の汚れやホコリを落とせばシャンプーがより効果的になる。

③ドライヤーのかけ方

髪の毛を振ると髪の毛を摩擦してしまうので、ドライヤーを振って頭皮を乾かすことを意識する。

分け目を作りながら頭皮を乾かす。

頭皮から乾かすことで、髪の水分を必要以上に失わずに済む。

日々実践できていることと出来ていないことがありました。

たまにヘッドスパをしてもらってプロケアに頼りがちでしたが、しっかりセルフケアしたいです。

未来の美髪のために頭皮ケアを心がけたいです☆