70回目の終戦の日を迎えました。

天皇陛下は「おことば」で「さきの大戦に対する深い反省」と述べられ、初めて深い反省という表現を使われました。

安倍首相は式辞で「戦争の惨禍を決して繰り返さない」とする一方で、アジア諸国への加害責任には触れませんでした。

歴代首相はアジア諸国への深い反省と哀悼の意を表明し、加害責任について言及することを踏襲してきました。

安倍首相は3年続けて加害責任への言及を避け、不戦の誓いにも触れませんでした。

談話でも侵略や植民地支配への責任や謝罪を避けるこだわりが見られ、政治的姿勢がかいま見えました。

日本がアジア諸国で奪った命と、日本国民の奪われた命。

尊い犠牲の上に今の平和と繁栄が築かれていて、平和国家として歩んでいることを忘れずにいたいです。

歴史を謙虚に学んで未来への教訓とし、反省と誠意を示すことで、日韓日中関係が改善されることを望みます。

多様な価値観を認め尊重する心がけが、家族から仲間へ、社会から世界へと広がってほしいです。

小さな思いやりが大きな思いやりに、そして争いのない平和な世界へとつながりますように☆