市場めぐりの流れで広蔵市場でランチしました。

似たような屋台が連なっている中で、一軒だけ満員で賑わっている屋台がありました。

鬼寒い中、お店に入らずに屋台で食べるなんてきっとおいしいんだろうなという希望的観測で、その屋台に決めました。

お店の名前は確認しなかったのは失敗でした。

しばし待って空いた席に座りました。

座るとほんのり温かくて、前の人の温もりかと思っていたら、簡素なベンチがオンドルになっていたようです。

でもお尻を温めたくらいでは、あのマイナス気温の刺すような寒さはしのげませんでした。

とにかく狭くてカバンや荷物を置くのも一苦労。

コートを脱ぐ事もできず、コートを着たまま食事するはめになりました。

狭いし、寒いし、清潔感はないし、居心地は決して良くないです。

凍える寒さとか衛生状態とか、諸々気になる人には無理かと思います。

衛生面は目をつぶって、カルグクスと麦飯のポリパブビビンバを注文しシェアしました。

カルグクス、ビビンバともに5000Wでした。

寒いのでカルグクスを食べている人が多かったです。

すぐ目の前でうどんを打っていて、打ちたて切りたて茹でたてのカルグクスが着丼。

優しい薄味のお出汁で、とても温まりました。

具は海苔と胡麻でほぼ素うどんですが、麺はたっぷり入っていました。

麺はモチモチで喉ごしが良くて、太さはマチマチで、これひっつみですか?みたいな固まりも混じっていて、手作り感に溢れていました。

ビビンバはお野菜たっぷりで、アジュンマが手際よく混ぜ混ぜしてくれました。

ご飯と野菜とコチュジャンを混ぜただけのシンプルなお料理なのに、すごくおいしかったです。

他のお店で食べたビビンバとは、コチュジャンの風味や味が違っていて、すごく好みの味でした。

銀のボウルに盛られていて味気ないのですが、いかにも屋台飯って感じでB級感も味わいました。

見たことがないお野菜も入っていて大満足でしたが、強いて言うならスープが付いていなかったのが残念でした。

カルグクスと交互に食べたのでスープなしでも平気でしたが、後から来た隣のお客にはスープがついていておやおや?

ビビンバの具も違うように見えてムムム。

私のスープは忘れられたのか、別に頼むべきだったのか、観光客だと甘く見られたのか、日本人差別か。

ご飯少なめでお野菜たっぷりで、夜ご飯に影響しないヘルシーランチでした。

コートを着たままで、マフラーや洋服を汚さないように、細長いお野菜をスプーンで食べるのは至難の技でした。

寒くない時に身軽な状態で是非また行きたいです☆

IMG_20150317_181919.jpg