ベーグルを買いに上北沢へ。

偶然にも上北沢駅前の桜並木でお祭りが開催されていました。

せっかくのなので、お花見がてらぶらぶらとお散歩。

それほど距離はなく、桜の本数も多くはなく、こぢんまりした並木道でした。

この桜並木はせたがや百景と地域風景遺産になっているそうです。

ただほとんどの桜の樹が寿命を迎えているので維持が大変だと、町の長老?が仰っていました。

出店が出ていたり、余興があったりして、地元の方々でなかなかの賑わい。

甘酒の振る舞いがあったので、ありがたくいただきながらお散歩。

さらにお団子のサービスもあったので、ちゃっかりいただきました。

お花見とお団子っていいコンビ。

花と団子<花より団子。

町民でもなく町会費も払っていないのに、思いがけず甘味をいただきながらお花見できました。

正直、自宅近くの並木道の方が距離も長いし、桜の本数も多くて見応えがあるのですが、なんの遺産にもなっていませんし、お祭りもありません。

自宅近くで桜を見るとキレイだなとは思いますが、なぜかお花見した気分になれません。

名所と言われる所に出かけると、やっとお花見した気分を味わえるので不思議です。

春になると歩いていても電車に乗っていても、こんな所に桜の樹があったのかと気づかされます。

花が咲いていない時はそれが桜の樹だとも気づかないのに、花が咲くと圧倒的な存在感を示します。

無愛想な樹のどこにその可憐なピンク色を蓄えていたのかと思ってしまいます。

連日の花散らしの雨でだいぶ散ってしまいましたが、花びらがハラハラ舞う風景も好きです。

靴底にひっついてお持ち帰りして、玄関が汚れるのはアレですが。

場所取りして宴会したり、お弁当を作って外で食べたりはしなくなって、もっぱらお散歩での花見スタイルが定着しています。

もう少し桜を楽しみたいと思います☆

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