ついに、32年続いた「笑っていいとも」が最終回を迎えました。

一度くらいは、特に最終回はアルタで観覧したかったのですが。

ハガキを送ろうと申し込み方をHPで確認しようとしたら、すでに時遅し。

申し込みは締め切られていて、気づくのが遅すぎたようです。

最終回の観覧をキャンセルするモッタイナイ人がいるのか疑問でしたが、ダメ元でキャンセル待ちの受付をしました。

さすが最終回。

入り待ちする人たちは横断幕やパネルを用意して待機していました。

500人を超えるキャンセル待ちの申し込みがあったそうです。

野次馬も多くて、アルタ前は騒然としていて異様な光景でした。

意外なことに結構キャンセルが出て、5組ほど当選番号が呼ばれていました。

私の番号と5番違いの方が当選されていて、「惜しかったなぁ」という悔しい思いと「いいなぁ」という羨ましい気持ちでいました。

ところが私の周りにいたキャンセル待ちの常連とおぼしき方々は「おめでとう」と祝福していました。

当選した方も常連さんだったのか、いいともファンなのか、感激して泣いていました。

私のように普段いいともを見ていない、にわか観覧希望の新参者ではなく、あのようなファンの方に当たって良かったです。

容赦ない紫外線が気になりましたが、最終回なのでアルタの前に残って、オーロラビジョンでいいともの放送を見ました。

タモリさんがウキウキウォッチングを歌っているのを見たら、涙が溢れてきました。

いいともを見なくなって長い年月が経ち、最近ではヒルナンデス派でした。

最後の一週間だけは各曜日の最終回を録画して観ましたが、正直面白くなくて、これじゃあ終わっても仕方ないなと思っていました。

いいともは好きな番組でもないし、特別な思い出もありません。

でも子どもの頃は祭日や夏休みにいいともが観られるのが楽しみで、嬉しかった思い出があります。

母と一緒にお昼ご飯を食べながらゆるゆる見ていたなと、懐かしいような切ないような気持ちになりました。

母が関根さんのファンで、レギュラーの金曜日を楽しみにしていました。

一度だけ観覧のハガキを出してみたのですが敢えなく落選して、それっきりになっていました。

諦めずにハガキを出し続けて、母を観覧に連れて行ってあげたかったなと今さら思いました。

お昼と言えばいいとも。

子どものころから続いてきた国民的番組が終わることで、一つの時代が終わるような空虚感があります。

毎日お昼に放送しているのが当たり前で、空気のような存在になっていたのかもしれません。

終わってしまうことでその存在感に気づき、もう見納めかとさみしくなりました。

「今まで楽しい時間をありがとう」という感謝の思いが湧いてきました。

アルタで観覧する夢は叶いませんでしたが、最終回の雰囲気をたくさんの人と共有できました☆


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