友達は某既婚者と遠距離セフレの関係にありました。
彼女は妙に割りきった風で「別に奥さんと別れさせたいとかないんだよね」などと言っていました。
ところが。
先日、彼女とご飯を食べていたら、たまたまそのお相手がお店に!
げっ!
しかも明らかに女子が多い飲みで、タレントさんもいたり。
さっと身を隠したあと、彼女は言った。
「あー…あのタレントとたぶん私姉妹だわ。前ふたりで話した時、彼女の話が出たんだよね。で、なんかあれって感じたんだよね。」
恐るべし、女の勘。
始めは平静を装っていた彼女も、徐々に動揺が隠せなくなってきた。
「なんか、前々から思ってたけど、向こうは何で私なんかに手を出すのかなって…改めて思っちゃうわ」
そりゃ、自分の相手が、他の女と盛り上がってるのを見ちゃったら、やっぱり複雑だよね…。
しかも、自分は一番じゃないって思ってたら余計に。
後から来て盛り上がってる彼らを尻目に先に店を出る私たち。
電車の中で、彼女は言った。
「なんか、神様がもうやめろって言ってる気がする。」
ちょっと唇を噛み締めた。
「なんか、やっぱりわたしバカにされてる気がする。もうやめよ」
そう、遠距離がために、奥さんの存在を感じなかったから落ち着いていられたものの、身近に他の遊びの香りを感じ、急に現実に返ったのだ。
酷だったかもしれないが、よかったのかもしれない。端からみていたわたしは、遊んでるその場でバラしてほしかったけど…
あ、友達の話ですよ?

