🎵あ〰あ〰犯罪卿 お前が俺のおもうお前だったなら
リアム、お前が犯罪卿なら
犯罪卿が義賊であろうと、いやだからこそ
こんなやり方は間違っている
とっ捕まえて糺してやる
ウィル
🎵 I hope 願い叶うのなら 罪深き僕の魂を君に捕まえてほしい
魂を捕まえてって、君にだけは僕の真実をわかってもらいたいってこと?
シャーリーがウィルを終わらせることで、ウィルは救済されるのか
ミルヴァートン
🎵私の毒牙にかかれ
誰よりも低音を響かせ期待以上のラスボス、一幕は完全にミル様が主導権を握っている
モリ陣営
演出の西森さんは、原作では「橋」後に描かれる兄さまの苦悩をop.3で盛り込んだ
今回もその流れを汲み、「空き家」をも見据えたモリ陣営の描き方になっている
ウィルがホワイトリーに「僕こそ」が犯罪卿だからですと言う場面
原作では「私たち」だ
モリミュのウィルは、兄さまに苦悩をみせ、自分の計画を見抜かれているであろうことを知っている
アルバートだけでなくルイスもモランもフレッドも、ウィルに劣らぬつわもの揃い
そんな彼らにウィルの計画が隠し通せるはずもない
ウィルの決意を尊重しようと苦しむアルバートとモラン、受け入れられないルイスとフレッド
🎵その覚悟を俺だけは守る この命かけてお前に誓う
🎵兄さんと🎵ウィリアムさんと共にいられるなら
ウィルもまた仲間たちの空気は痛いほどわかっている
op.1のルイスが言っていた通り、ウィルは「支配者」なのだから、あえて「僕こそ」と兄弟、仲間を切り離し「そういうことだからよろしく」と有無を言わせぬ態度をとったのだと解釈した
フレッドはたろフレからのキャス変
やりにくかったと思うけど、たろフレテイストは少め、りょーきフレとしてしっかりモリ陣営の一員だった
ルイスとの兄ソン🎵ハスキーボイスで低音もよく響く
op.5のあの場面、期待大✨
天の誘い
兄さまとホワイトリーとの会談
アーメン終止の賛美歌がオルガンで演奏される
🎵天は正しきものに 手を差し伸べて導きたもう
🎵さあ選ばれしもの この剣を持てまことを成せ
ホワイトリーが立てば、ウィルをこれ以上苦しめなくてすむのでは?
清廉潔白なホワイトリーは、神が与えてくださった救い
兄さまにとっても希望の光だった
一幕 幕切れ
衝撃的なホワイトリーの殺害
🎵ここだ 私が犯罪卿 怒りの刃を向けるがいい
この出だしの音😍しょごウィルの真骨頂
このあとに続く憂いを帯びたヴォカリーズもとても良い
シャーリーはひとり、ホワイトリーに何が起こったか気づいている
にしても、なぜ罪を被った?
ホワイトリーの名誉を守るため?
🎵犯罪卿 お前は何を
ミルヴァートンはウィルを窮地に立たせたとご満悦だが
ウィルにとってはプラン通り
しかし、ウィルは自分が赦せなくなっている
モリミュのウィルがこれほど追い詰められた理由のひとつは、ホワイトリーのこの言葉なのではないか
人殺しにまで落ちる選択をしたのはこの私だ
そうならない道は他にいくらでもあった
ウィルは類稀なる頭脳の持ち主だ
その自分にとって、これが最良の策といえるのか
もっとも安易で罪深い道を選んでしまったのでは?
🎵さあ人々よ 怒りの石で私を打つがいい
地の果てまでも私を追って その罪責め立てるがいい
犯罪卿に対する怨嗟と疑念が渦巻く中、シャーリーだけがヴォカリーズでウィルに呼応する
ウィルはなぜ、ホワイトリーを救わなかったのか。
犯罪卿ならば、それこそ彼を死んだことにして、海外へ逃すことくらい容易いはずだ
ウィルにとって、ホワイトリーは自分を写す鏡
死こそが救済であると、そう思い至ったのか
二幕
🎵心は千々に乱れて
西森さんはアルバートの苦悩をこれでもかと描いている
今回、モランの決意、ルイスに次期リーダーの片鱗も見えた
ここまでみせて、「橋」後がないとは思えない
屋根上の場面
🎵同じ目線に立って 謎解きの楽しさを
共有できる相棒が お前で良かった
こころのトレーナーになって、シャーリーが経験して
こなかった他人を想う気持ちや友情を教えてくれる
偉大なる母✨かまかりジョン
🎵そんな風に 俺を思ってくれて
叫びたいくらいに嬉しいよ シャーロック❕❕
背後から抱きつくシーン
op.1では怪訝な顔をして固まっていたシャーリーが
気恥ずかしそうに笑っている👀
お母さん、あなたのおかげでシャーリーは随分と人間らしくなりました✨
op.5でもこじらせ息子をガツンと叱ってやって
っていうかモリ家も全員、一回このビッグマムに怒られたらいい😅
決戦前
🎵この身地獄に灼かれようとも
歪んだ国に美しき光を
🎵今日も死への誘惑が この心捕らえて離さない
🎵思い知れ 弱き我が心
この道に導いたのは 己だと
🎵この身この魂を 深き煉獄へ貶したまえ
ウィルが己の罪に苦しむ姿と、それを見て苦しむ兄さまの歌は個人的に一番辛い内容だったなあ
三つ巴
op.1から今作まで、ウィルとシャーリーは織姫と彦星のように作品中で一回だけ顔を合わせる
螺旋階段、列車、大学
op.4でもその原則は変わらない
いつもと違うのはウィルとシャーリーとしてではなく、ミルヴァートンによって犯罪卿と探偵として会わせられたということだ
まずはミル様
🎵これが〰完全武装〰完全勝利〰
私は〰貴様らを〰征服する王だ〰‼️
この高揚感、絶対王者の貫禄と余裕
一転、終わりか? からの、
待て💦待て待て待て💦
「いったい何の話をしている(ひきつった笑顔)」
ここの落差🤣いきなりの小者感
最後に逃げ出すときのスローモーション
ここの上手さよ
玲ヴァートン✨ありがとう、最高でした👏
今後、コンサートやるときは、海からコナンエンダースをサルベージしてきて欲しい🤣
シャーリーはすべてを悟っている
ホワイトリーはウィルを
メアリーはシャーリーを
おびき出すためのエサだった
まんまと喰らいついたと脅迫王はご満悦だ
それすらも犯罪卿の、リアムの掌の上だと
脅迫王は気づいていない
🎵ああ 犯罪卿お前が 俺のおもう お前だったなら
リアム=犯罪卿はミルヴァートンを闇に葬るためにここへ来た
🎵ええその通りです それが僕の望み
シャーリーは、確信したように繰り返し頷く
🎵俺は決めた 俺はジョンを救う
「リアムの望みのため」
リアムの望み=犯罪卿のプランだ
犯罪卿は人々の、この国のために最善のプランを用意している
最初はその計画に乗せられていたシャーリー
至高の謎に近づくほど、乗らざるを得なくなっていた
今回のミッションは脅迫王の暗殺
そこに本来いるはずがなかった探偵がいる
🎵どんな理由であれ殺してはいけない
それがこの俺の深い信念だった
この腐りきった外道は司法では裁けない
こいつを生かしておけばジョンもメアリーも
数え切れない人々が破滅の道に追いやられる
犯罪卿の望み=プラン通りなら
これは正しい選択のはずだ
シャーリーの葛藤
ウィルのヴォカリーズ
私が確認した全景映像では、
ウィルは小刻みに首を横に振り、罪を犯そうとしているシャーリーを引き留めようとしているかにみえた
退場の時間だ ミルヴァートン‼️
シャーリーの決断に、銃を下ろすウィル
銃声・・・水音
策に溺れた お前の負けだ
罪への畏れ 震える手
Catch me if you can シャーロック
ああ ・・・・・ 必ずだ
決戦後
ウィルは、シャーリーにもっとも大きいハードルを越えさせてしまったことを「僕のミス」だと言う
シャーリーは光
最大の悪魔=ウィルを消し去るための正義
それが最初で最後のシャーリーの罪になるはずだったのか
一人殺せば二人殺すも同じこと
ウィルはそうだったんだね
最初の罪が彼を囚えてしまったのなら
兄さまが苦悩するのも納得できる
🎵この僕の 呪われた 命の火を消し去って
凍えた この僕を 消し去って
シャーロック 君の手で
ホワイトリーの死もシャーリーのミル殺害も
ウィルは自らの落ち度と考えているのか
一方、探偵は罪の大きさに押しつぶされている
あんなクズを殺して何が悪い
それどころか人のためになっている
それでも命を奪うことは
とてつもなく恐ろしく罪深い
あいつは、この国の、人々のために
これを幾度となく繰り返ししてきた
🎵俺が お前を「捕らえてやる」
俺があいつを捕らえて
あいつが一人で苦しむのを終わらせてやる
探偵が自分を殺すことを確信し
ウィルは安堵の表情をみせる
🎵俺は お前と 同じ地平で同じ景色が見たいんだ
犯罪卿が背負う罪の大きさ重さを
身をもって感じたシャーリー
犯罪卿=リアムを救うため
今すぐその行いを止めなければ
しかし囚われた探偵には、今はなす術がない
それでも心は叫ばずにはいられない
🎵I will catch you
モリミュでは、人を殺めるという罪の大きさを
原作よりも強調し、op.5、ウィルのあのセリフへ
繋いでいる
op.4は願いの回だった
兄さまは、ウィルを奈落へ落とした自分がもっと辛く厳しい罰を受けることを
シャーリーは、一人ですべての罪を背負って苦しんでいるはずのウィルを救うことを
ウィルは、決して許されない罪を重ねた自分を、強い光が消し去ってくれることを
それぞれの願いが並び、交わり、ぶつかり合い
op.5へ繋がっていく
かなり前に粗方書き終えていたものを、今回
op.5開幕1ヶ月前
ということで、今さらながら出してみました
op.5
早く観たい、観るのが怖い
そんな気持ちで落ち着きません
毎度のことながら
とりとめのない長文にお付き合いいただき
ありがとうございました🙇