なんで…って、思う事を時々経験しているのですが、今から書く事は、きっと皆さんも同じように経験して何となく、なんで…?ってチラッと思われた事が有るのではないかと思います。
そんな事を言うと思わせぶりな事を言っているみたいなんですけれど、私の言う事は大した事ではないので気にされた事も無く、考えすぎだよ~と言う人もいると思います。
世の中には偶然という事も有る訳で、たまたまの出来事をオーバーに言うなよと言われれば、それまでの話です。
45年位前から東日本大震災の頃まで九十九里浜の近くで宿泊業を営んでいた事が有るのですが、その頃はすごく繁盛していて、何も心配なく商売をしていました。
海辺の施設なので季節によって、すごく賑わう時も有るし、季節によって潮が退くようにお客さんが来なくなる時期も有ります。
今のインバウンド全盛の時代と違って、当時の賑わうシーズンは、何処の観光地もそうだったと思いますが、学生さんの夏休みの頃と、春休み、冬休みとか一般の人もGW、シルバーウィーク、お正月前後に利用が多くて、それらの予約は昔は、今と違って電話で問い合わせが先ず入ってきて、宿泊台帳で空き状況を確認してから正式に予約を受け入れるという感じでした。
予約の最盛期には、一日に何十本もの電話が有って、一日中電話が鳴りっぱなしでした。
受け付け電話も何本も有って、受け付ける事務員さんも3人とか4人とかいて対応して貰っていました。
今は、そんなやり方と違うので当時は原始的でしたね。
その予約の最盛期の話では無くて、予約のシーズンが落ち着いた頃の事で、不思議に思う事がよく有ったので、思い出して今日の話題にさせて貰いました。
予約の最盛期が終わって、受け付けるパートさん達の人数も減った頃とか、休みの人が重なって自分1人しか居ない時に、さっきまでずっと電話が全然鳴らなかったのに突然、電話が鳴って、その電話に出て対応していたら、また別の電話が鳴り出して、それに気が取られて話している最中の相手の話を聞くのが上の空になってしまって、早くこの会話が終わらないかなあと思っていたら、更にまた別の電話が鳴り出して、パニックになってしまうような事がよく有りました。
何で、順序よく1本ずつずれて電話がかかって来ないのかなあと思う事が度々有ったのです。
その時に思ったのは、きっと人の心って、何かを思って行動する時って、何か繋がっているようなものが有るんじゃないかなと思ったのです。
今まで全然、電話が鳴らなかったのに、急に同時に3つとか4つの電話が一斉に鳴り出したりするなんて、いくら偶然といっても、一生に1回の確率とか言うならば、それは偶然なのかなあと思うのですが、度々、そんな事があると、人間の行動にはきっと、何か目に見えない繋がっているものが有るのではないかと思ったりしていたんです。
東日本大震災の後に海岸は津波対策の為の工事が始まり、暫く立ち入りが出来なくなって海辺での宿泊業の商売をしていた私の施設ではお客が来なくなってしまった時期が有りました。
何だかんだと頑張ってみましたが、ダメージが大きくて最終的に商売をたたみました。
その後、会社員として暫く働いたのですが、コロナ禍で会社がおかしくなって倒産してしまいました。
同じ会社で知り合った仲間5人とで、会社を新たに興して今までとは、全く畑違いの不動産の仕事を始めました。
そこで、またもや思ったのですが物件をインターネットで広告しているのですが、ずっと反響が無かったのに、やっと内覧希望のお客が有って、よかった!ようやく反響が有ったなと思ったら、案内している最中に、急に同じ日の同じ時間に突然、別のお客さんが見せて下さいって来たりする事が有ったんです。
何で今まで、反響が無かったのに、同じ日の同時刻にかち合わなくてもいいのに!と思ったんです。
せめて、時間をずらしてくれたらいいのに...。
予約も無くて、突然、案内の最中に訪ねて来て…。
そして、どちらかが購入してくれたらまだいいのに、両方とも駄目になったりした事が有ります。
それが、また1回だけならば偶然なのかなと思うのですが、似たような事が何回か有るのです。
うまくばらけてくれたら良かったのに…と思うのですが不思議です。
そんな経験って有りませんか?
例えば、今まで全然モテなかったのに突然、エッ?よく聞くけど、モテ期って本当に有るんだ!って急にモテたりしたって事。
自分には、そんな事は一生無いと思っていたのに…。
ウソでしょ!?って。
何でなんだろう?嬉しいけど。
結局うまくいかなかったり…。
当たり前か…(ノ_・、)
まあ、それでよかったのでしょう。
まあ、長い一生の間には、様々な事が有りますよね。