お久しぶりです。mitsuko改めmin-loverです。
メアド変更のため、アカウントが変わりました。
お手数ですが、読書様だった方は
再度読者申請をお願いいたします。


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キレイなうなじ…♡
ユノでなくとも出来ることなら
そのうなじに吸いつきたくなるんです…
ハアハア…(´д`;)))(変な鯛ですみません)



チャンミン目線です。
いつも以上に短く、いつも以上に駄文です。
なんだか本調子に乗れません…(∩´﹏`∩)
それでもお付き合い頂ける方だけ、どうぞ。


「僕と友人とユノのヤキモチ」

ユノが週刊雑誌を見て
世論のチェックをしている。
鋭くカッコいい切れ長の目をしてるけど、
微笑むと黒目がちの瞳から、
優しい温かな印象へと変わるギャップが
僕が密かにときめくところの一つだ。
ソファにくつろいで座ってるユノに
背後からそっと冷えピタを貼ってやる。

「お…サンキュ、チャンミナ。気持ちいい」

ああ…この顔だ。好きだなぁ…。
おどけた顔で笑って抱きついてみると、
いつもと違う香りがして、
僕の表情は硬いものになってしまった。

「ユノ…香水つけてる?」
「ああ。ドンへがプレゼントでくれたんだ」
「へえ…そう。
僕以外のヤツの香水つけるのか...」
「何?ヤキモチ?」

週刊誌から目を逸らして
僕の顔をにやにやしながら見ている。
なんかムカつく…。

「…よし!じゃあ新しく
お揃いの香水でも買いに行くか!」
「え…」

ユノはパタンと週刊誌を閉じると、
早速支度をし始めた。
微熱気味なのに…撮影前日に
僕のワガママに応えてる場合?
それでもユノはお揃いの香水を選ぶために
一緒にデパートの中にある
ちっちゃな香水店まで来てくれた。

「ふふふふ…いらっしゃい」

なんか…店主らしき人が不気味な笑顔で
僕たちを迎えてきた。

「大丈夫なの?ここ」
「ドンへはこの店で買ったって言ってたよ」
「きゃーー!東方神起よ!」
「え!嘘!」
「やーん!ユノオッパ〜!チャミニオッパ〜!」

変装してても2人でいたら
女のコのファンたちにすぐバレてしまった。

「…2人で来なきゃよかったな…」
「はは……確かに」

2人で苦笑いしながら、
2人で来なきゃよかったとユノが言っても
ケンカになることなく
東方神起である運命を2人で噛みしめる。
これも僕たちならではの宿命ってやつだよね。
でも僕は逆に嬉しいんだ。
何故なら、世界中で東方神起だ!って
騒がれる人は僕たち2人だけだから。
この宿命は僕たち2人にしか
味わえないものから。だから、嬉しい。

カモフラージュにキュヒョナの誕プレを口実に
違う種類の香水を1個買うことにした。

「それは誰にやるんだ?」
「キュヒョナがファンにナイショで
付き合ってる彼女に
ヤキモチ妬かせるためにあげるんだ」
「お前…自分はヤキモチ焼くの大嫌いなくせに」
「そりゃ、イライラするから好きじゃないよ。
でもキュヒョナこの前
焼肉屋さんで僕の冷麺勝手に食べたし…
それに、キュヒョナが
あたふた慌ててるとこ見たいから」
「お前…小悪魔だなあ」
「ふふ。たしかに、
昔の天使時代とはほど遠いでしょ?」
「いや、お前は天使と子悪魔
今はどっちの要素もあるかな」
「そう?」

相変わらず店の前ではファンの女のコたちが
きゃーきゃー騒いでいる。

「ユノオッパ、2つ香水買うみたい!
チャミニオッパは違う香水一つ買ってるし…
ユノオッパは誰とお揃いなのかしら?」
「きっとよく噂になるあの人よ!」
「きゃーー!やだあ!」

なんだ、それ…。僕じゃない
あの人が噂になるなんて…
なんかイライラする。
僕は恨めしく2個の香水を睨みつけた。

「ふふ。可愛い小悪魔だな」
「うるさい…」

香水を買ってからそのまま近くのイタリアン
に行って、2人でピッツァや
カルボナーラを頬張っていると
特徴的な顔の男が1人近寄って来た。

「よっ。ユノ、チャンミン。奇遇だな」
「あれ?シウォニヒョン」
「チャンミン、ちょっといいか?」
「はい?」

シウォニヒョンに腕を引かれながら
ユノを見ると…うわ…笑ってるけど
目が笑ってない…。早く戻らなきゃ。

「ユノがいるから手短に…。
チャンミン。キュヒョンの傷を
癒してやってくれないか?」
「え…?どういうことですか?」
「彼女にヤキモチ焼かれてフラれたらしい。
親友なら、チャンミンからも
慰めてやれるだろ?」
「は………はい…分かりました」

僕は、悪巧みを企んでたことに酷く後悔した。
ヤキモチなんかでフラれるだなんて、
自分の身に置き換えても絶対ないと
思ってたから…。僕がユノとそうなったらと
思うと、辛くて辛くてたまらなくなった。

「親友の失恋に悲しげな顔するなんて、
やっぱいい子だな、チャンミン♡」

シウォニヒョンが僕の後頭部を
よしよしと撫でてハグする。
わわわ…とりあえず笑顔で応えるけど……
やめてぇ〜…
ユノのあの笑顔、冷たくて怖すぎる…!

「じゃあ、可愛い弟をよろしくな!」
「はい。シウォニヒョンもキュヒョナの
そばにいてやってください」

シウォニヒョンと別れてユノの元に戻ると、
う…笑ってない。むしろ僕を鋭い視線で
刺すかのように見据えている。
でも、そんな顔もカッコ良くて喜んでる
マゾ的な要素があるのは、ユノ以外には
絶対内緒だ。僕のドSなイメージが崩れる。

「…うなじ」
「え…?」
「シウォン、さりげなく触ってただろ。
チャンミナの形の整った自慢の
うなじを、なにカンタンに触らせてんの?」
「いや、それぐらいで…」
「それぐらいじゃない。帰ったらお仕置きな?」

お仕置き…。きっと…今夜は衣装で
隠せないとこに痕付けられて、
腰が痛くなって立てなくなるまで…
朝まで寝不足になるまで……
僕に仕事に支障が出るのを分かってても
激しく攻められて揺さぶられるんだろう。

「い、いや…ユノ、待っ…」
「すみません、ワインおかわりください」

ウェイターさんに笑顔でワインをおかわり
してるけど、やっぱり目が笑ってない…。
食事が終わるまで
無言のまま店を出て車に乗り込む。

「ユノ、あの……ごめん」
「謝るならなんであの時笑顔だったんだよ」
「それは、シウォニヒョンは先輩だし、
仲良くしてもらってるから…」
「兵役中、なんかあったりしたら
お仕置き程度じゃ済まさないからな」

ひっ……シウォニヒョンには出来るだけ
ユノのことをアピールしてたけど、
兵役中、シウォニヒョンに
あんなことやこんなことされたことは
口が裂けても言えない……。
そのまま口がきけないまま家に着いて
玄関のドアが閉まった途端、ユノは
優しい笑顔で微笑んだ。目は…
三日月型をしている。
そのことに少しほっとした。
でもユノは有言実行の男だ。

「やっと、2人っきりになれた…おいで」

安堵の表情で浮かれながら
ユノの胸に擦り寄ると、ユノが指で
僕と自分のうなじや耳の裏に買ったばかりの
香水を塗りつける。

「ん…んん…くすぐったい…」
「いい匂いだな…コレ、正解だ」

寝室のドアまで行っても抱きしめ合って、
2人で耳の裏やうなじを
動物のようにすんすんと嗅ぎながら、
お互いの匂いを確認した。

「なんか……変…。汗ばんできた…」
「可愛い小悪魔なお前のこと…
じっくり可愛がってやる。こっちおいで」

ユノがベッドへ手を引いて誘(いざな)う。
僕をゆっくり優しく丁寧に
押し倒すと、ユノはうっすらと、
妖艶に微笑んだ。
僕も負けじと同じような顔で微笑む。

「チャンミナ…お前が可愛いのが悪いんだ。
その魅力がいけない」
「僕…イケナイコだね。
うん…。いいよ……お仕置き…して?」

そのままその上でお互いの唇を貪るような 
キスをして、夢中になって深く求め合った。

「あ…ん…ユノ…ユノ……
やっぱり、なんか匂いが、変……あぁっ」
「チャンミナ…はぁ……たまんない……」

その後、ユノが勧めたその香水に
ごく微量の媚薬成分が
入ってるのに気づくのは、ほんの数分後…。


おまけ……


シウォン「なあ、ドンへ。
                  キュヒョン大丈夫か?
                  彼女にフラれたってウワサ」
ドンへ「キュヒョン?キュヒョンなら
               彼女とこれから
               デートにドライブ行くって…」
シウォン「え?」
ドンへ「ウキウキしながらお疲れ様でしたって
               スタッフに言って出てったけど…」
シウォン「………ん???」

その頃のキュヒョン。

「嫌な予感するから、仕返しとか
チャンミナの魔がさす前に、
デタラメなウワサ流して
チャンミナを打ちのめしてやらないとな♪」


キュヒョンさんはチャンミンの親友。
しかもドS様なので
チャンミンの思惑はお見通しなのでしたw
恋人がアイデンティティに等しい
お互いの「香り」が同じものになるって
なんて素敵なんだろう、と思い、書きました。
ユノの美味しいお仕置きタイムのシーンを
細かに書きたいところなんですけど、
アメブロなんで自重しました。😅
チャンミンはドSだけど、実は大好きな
ユノと2人っきりの時限定でドMだったら
いいなぁ…ユノはSで♡(//∇//)