茨城北部のお得意様にお見舞いの
訪問をしてました…
まず常磐道。
石岡らへんで工事があって少し渋滞が
ありましたが総じてスムーズで
若干凸凹を感じた程度でした。
まず一番奥(北)の日立から…
約1週間ライフライン復帰まで
かかったそうです…
津波も来たけど、かなり流れて行って
別のところで被害があったそうです。
暗闇の中、お客様が行列作って並んで
電卓叩いて対応したって
話してました。
大変なのに笑顔でよく来たねって…
日立の隣は東海村があって
今回の震災がなければ原発事故で
一番の惨事があったトコなのに
不安な顔はしないで笑顔でお礼言われて
逆に励まされた気持ちになりました。
日立の町はガソリンさえ戻れば
元気になるなーと思って常陸太田に
移動するとかなりの数の家屋が
倒壊してました…
阪神の時もそうだったけど
地震は距離だけでなく揺れの伝わり具合で
被害が違う…
蔵とか歴史ある家屋が多い街だったから
街も不足してるものが多いのか
ちょっと沈んだ感じがして少し辛かった…
でもこちらでも私の有り合わせのお見舞い
にもとても喜んでくれてお礼言われました。
その後イッキに海のほうに行って
ひたちなかのお得意先様に…
こちらはお店の100m手前辺りまで
津波が来て、建物の壁にヒビが
入ったりして大変だったのに
ウチは水来なかったしよかったって…
でまたお見舞いに大喜びしてくれて
お礼言われた…
いろんな事を感じました…
阪神の時もだけど当たり前だった事が
当たり前でなくなると、いろんな事が
伝わって、有難いって思える…
思い出しました。
辛いことは本当に辛いのだけれど
見えてくるものもある。
元気でいること…
食べ物が食べれること…
笑顔の素敵さ…
世界は変わって二度と元の世界に戻らない
けど、より良くしたいと思って今を
積み重ねていけば違った幸せな世界が
出来るかもしれない…
幸せは自分の心の中に存在するもの…
感じられない幸せは他から見て幸せに
見えても幸せとは限らない…
以前の世界はどちらかというと
目の前に幸せがあるのに見えない世界
だったのかもしれない…
帰りはその震災前の先月に
お得意先の展示会をした大洗経由で
帰りました。
津波が上がってきたとニュースでは
言ってたけどそれが信じられない
くらい海はきれいなままで
ホテルもそのままなのに人がいない…
せつない…


早く原発に1つの区切りがつく日が
みんなのために来てほしい…