彼女が思っていたようには
できなかったみたいだけど
ふわふわで美味しかった
上娘が10日ぶりに
旅行から帰ってきました。
こちらがおみやげのジャムとはちみつ
その土地の屋外マーケットにいって
買ってきてくれたようです
実は、上娘がいない間に
上娘の元カレ君に会いました
元カレっていうのもなんなので
友達Jとしておきます。
たまたま、夫と散歩をしていて
あったのですが、
私たちは全く彼に気がつきません
でした。
向こうから声をかけてくれて
あら、元気そうね
と思ったのです。
彼は、
近くの大学に通っていたのですが、
この10月からここから2時間半
のところにある大学に編入すると
いうのです。
だから、今の下宿の友達と
お別れ会をするため
お寿司をつくるのだけど、
デザートに大福を作りたい
よいレシピがあったら教えて欲しい
と言われました
早速、家に戻って
よさそうなレシピを見つけ
メッセージで送りました。
それから2週間後の先週
突然、家の電話が鳴りました
電話を取るとなんと電話の相手は
友達Jではありませんか
みん、ちょっと時間ある?
というので
今、大丈夫よというと
彼は、たまっていたものを
すべて吐き出すように
お別れ会に準備した
お寿司のことから
作った大福の話をはじめました
まとめて言うと
1人で10時間も台所にこもって
13人分のお寿司と24この大福を
作ったそうです
5合たきの炊飯器で
3回ご飯を炊き酢飯をつくり
巻き寿司はもちろん、軍艦巻き
にぎりもつくったというのです。
魚は、私たちが買いに行く
遠くのお店まで行ったそうです。
たいへんだったね。
全部1人でやったの。
呼んでくれれば、助けにいったのに
と私は言いました。
ギムナジウムの文化祭の時
大量の巻寿司を作ったのを
思い出しながら、作ったと言う彼
なんだか、胸が熱くなりました
彼は、自分の居場所を探している
ように私には見えます。
彼の両親はとてもよい人たちです。
でも、子育てに関しては
我が家と少々考え方が違います
それぞれの家庭で子育ての方法は
違うのは当たり前だと思っています。
子供が困っている時は、
親が手を差し伸べてあげるべきだ
と思っている我が家ですが、
彼の母親は、
自分で解決しなければならない、
だれも助けられないと
思っているようなんです
確かにそうなんですけどね
今、彼が必要なことは、
心のケアをする専門家が必要であり
話を聞いてくれる人が必要なのでは
と私は思っています。
家族がなにもしていないとは
いいません。
だって、大学の環境をかえることを
きっと家族と話し合って決めたと
思っていますから
彼がなぜ私に電話してくるのでしょうか?
もちろん、大福や寿司は私の得意分野です。
でも、私に電話をかけてこなくても
いい話です。
(私、電話は嫌だって)
きっと、彼はだれに話を聞いて
もらいたいのでしょう
彼の話は30分くらい続きました
自分の話を終えると
エネルギーが切れてしまったのか?
私の話に返答がありませんでした
私のドイツ語の問題かもしれませんが
とにかく、新しい場所で
自分の居場所を見つけてくれたらな
と思っています
SMAPの歌を思い出します。
ナンバーワンにならなくてもいい
もともと特別なオンリーワン
お兄ちゃんと比べることはないよ
自分は自分でいいじゃない
そう思える日が来ますように
訪問ありがとうございます