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2012年4月
重度腹壁欠損・四肢奇形の為
第1子を15週で人工死産しました
決断までのこと、死産後のこと
現在のことを綴っています
生々しい表現があります
苦手な方はスルーお願いいたします
妊娠初期の段階から
首後ろの浮腫(NT)
臍帯ヘルニア疑い
を指摘されていました
成長するにつれ
症状が明らかになり
臍帯ヘルニア
ではなくどうやら
腹壁欠損
それもかなり重度
欠損が大きい為
内蔵が本来あるべき場所にとどまれず
どんどん出てきてしまっていた
その為
心臓も引っ張られ
かなり下(股)の辺りまできていました
内蔵が本来の位置にないと
胸郭も正しく成長できません
そして小さな胸郭を
手術で大きくするのは無理なのです
胸郭が正しく成長しないと言うことは
お腹の外では自発呼吸が出来ず
亡くなってしまうと言うこと
1週1週症状を確認し
最終決断に至りました
診断書には
Limb body wallcomplex
(リムボディウォールコンプレックス)
そう書かれていました
Limb body wall complex(LBWC)とは
重度の腹壁破裂,顔裂や脳ヘルニアの頭部奇形,四肢奇形のうち2つを満たす複雑先天性奇形。
致死性が高く、単胎の場合には妊娠初期に人工妊娠中絶となることが多く、満期まで妊娠継続されることは難しい。
当時何度も検索をしたけど
ほとんど情報がなかった
海外での症例報告のようなものが
ちょこっとあっただけ。
現在は日本での症例報告が
いくつか出ており
その中には結構昔の症例もあった
当時ネットに出回ってなかっただけで
もっと昔から報告されたこともある
症例なんだと知った
出産後
病理検査は希望しなかった
次の妊娠のことを考えると
原因等の究明は
必要だったのかもしれないけど
検査をする気になれなかった
染色体異常の検査もしていないので
本当は性別もわからない
15週となると勿論
しっかり赤ちゃんの姿をしているので
身体を見れば性別がわかることが
多いけど
うちの子は右下半身がうまく
形成されていなかったので
その部分もはっきりわからない
けど
はっきりはしないけど…
それらしきものがあるので
おそらく男の子かな〜?
先生はそう言って
優しく微笑んだのを覚えている