ひっそりこっそり書いている読書感想文、久しぶりの更新です。
去年読み終えた本なので今更だけど…こちら。東野圭吾『禁断の魔術』

有名なガリレオシリーズの長編。今回は殺人事件の犯人を探すのではなく、暗殺計画の真相を突き止めてそれを阻止するために奔走します。
湯川教授のかつての愛弟子である古芝くんは、賢く勤勉で将来を有望視されていましたが、育ての親であり唯一の肉親である姉を亡くしたことをきっかけに帝都大を辞め、町工場で働いています。
代議士の暗殺計画を警察と捜査していた湯川教授は、彼の恐ろしい計画に気付いてしまいます。それは湯川直伝の物理装置を使うものだった…。
湯川と警察はどうするのか、そして暗殺は成功してしまうのか。青年が長い時間をかけ、大学生活を捨ててまで代議士を殺したい理由は一体なんなのか。
ガリレオシリーズにしては珍しく、ありがちな動機とありがちな展開、そしてありがちな結末です(笑)。暗殺のために使う物理装置だけはガリレオらしく面白いけれど…後は予想通りでした。
それなのになぜか面白くてサクサク読めてしまうのは、さすが東野圭吾!といったところ。湯川教授や刑事の草薙、新人女刑事の薫といった魅力あるお馴染みのメンバーが繰り広げる小気味よい会話などで飽きさせません。
全てにおいて予想通りでしたが、ガッカリ感なく楽しく読めてしまう不思議な作品。ちなみに帯に書いてある「シリーズ最高のガリレオ」は個人的にはどうかな~と疑問です。湯川先生は通常運転に思えました(笑)。
なんだか褒めているんだかけなしているんだか分からない感想文ですが、結論としては面白かったです。ただ、推理しながら楽しみたい人には向かないかも?
去年読み終えた本なので今更だけど…こちら。東野圭吾『禁断の魔術』

有名なガリレオシリーズの長編。今回は殺人事件の犯人を探すのではなく、暗殺計画の真相を突き止めてそれを阻止するために奔走します。
湯川教授のかつての愛弟子である古芝くんは、賢く勤勉で将来を有望視されていましたが、育ての親であり唯一の肉親である姉を亡くしたことをきっかけに帝都大を辞め、町工場で働いています。
代議士の暗殺計画を警察と捜査していた湯川教授は、彼の恐ろしい計画に気付いてしまいます。それは湯川直伝の物理装置を使うものだった…。
湯川と警察はどうするのか、そして暗殺は成功してしまうのか。青年が長い時間をかけ、大学生活を捨ててまで代議士を殺したい理由は一体なんなのか。
ガリレオシリーズにしては珍しく、ありがちな動機とありがちな展開、そしてありがちな結末です(笑)。暗殺のために使う物理装置だけはガリレオらしく面白いけれど…後は予想通りでした。
それなのになぜか面白くてサクサク読めてしまうのは、さすが東野圭吾!といったところ。湯川教授や刑事の草薙、新人女刑事の薫といった魅力あるお馴染みのメンバーが繰り広げる小気味よい会話などで飽きさせません。
全てにおいて予想通りでしたが、ガッカリ感なく楽しく読めてしまう不思議な作品。ちなみに帯に書いてある「シリーズ最高のガリレオ」は個人的にはどうかな~と疑問です。湯川先生は通常運転に思えました(笑)。
なんだか褒めているんだかけなしているんだか分からない感想文ですが、結論としては面白かったです。ただ、推理しながら楽しみたい人には向かないかも?