最近の読書メモ。東野圭吾さんのミステリー2冊。

友人の指摘通り、まがまがしい表紙で殺人事件(笑)。うん、ぶれてない


●『マスカレード・ホテル』
美人で聡明なフロントクラークの山岸さんが勤める高級ホテルに、殺人事件捜査のため頭の切れる若手刑事の新田くんが潜入することになり、コンビを組むお話。

キャラクターが魅力的で、読んでいて楽しかったのはもちろん、犯人はやっぱり当てられなかった…。えぇ!この人?!とまんまと騙されましたニヤリ


●『マスカレード・イブ』
こちらはマスカレード・ホテルのエピソード0的なお話で、二人が出会う前のお話。小説の厚みの関係上、薄くて持ち歩きやすいこちらを先に読み終えてしまいましたが、順番はどちらからでも大丈夫ルンルン

山岸さん(ホテル)サイドのお話と、新田くん(警察)サイドのお話が交互に描かれている短編集で読みやすく、最後にちょっとだけ二人がリンクします。



●川村元気『世界から猫が消えたなら』
友人がオススメしてくれた本。病気で余命宣告された地味な僕のもとに、見た目は自分そっくりだけど派手なアロハを着た軽いノリの悪魔が現れ、世界から何かひとつを消すかわりに余命を1日延ばしてやる…ともちかけてくるストーリー。

チャライ悪魔がとにかく面白くて、魅力的なキャラクターであることはもちろん、自分だったらどうするかな?とか、本当に大事なものについて考えさせられる本です。

でもね…終盤は思わず涙でなかなか読み進まないの。これ、電車でうっかり読めないよえーん

そして涙でラストまでまだ辿り着けず(笑)。年々、涙もろくなっているのは気のせいかしら…。

そんな訳で、後から読み始めたマスカレードシリーズを先に読み終えてしまった!ゴメンよ、Mちゃん!読み終えたら報告するねキラキラ