嫌な役回りは、すすんで引き受けてみましょう。
気が引ける中、思い切って引き受けてみただけの価値が確実にあります。
たとえば、仕事でクレームが入ります。
謝罪をすることになったものの、担当者が不在です。
その際、上司などに任せずに自分が代表に立候補するのです。
誰だって、嫌な役回りは避けたいところです。
しかし、嫌な役回りには大きなチャンスが潜んでいます。
トラブルというのは、信頼関係を深めて仲良くなるチャンスなのです。
クレームであれば、しっかりと誠意を見せて今後の展望を示せば、まず話が決裂することはありません。
クレームを言った相手がデキる人であれば、担当者が代打で来たのかどうかというのも見抜いたりします。
代打で来た上でしっかりと誠意を示すことがわかれば、相手からの印象は急上昇します。
組織の事情や複雑な関係を察してくれるからです。
『あなたじゃないのに、ここまでやれるのはスゴいな』と思います。
むしろ、トラブルが起こる前よりも仲良くなるのです。