気にならない | ko-to-ba

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人は発するコトバ通りの人生を歩む。

物心ついた頃には既に周りに存在しているのが悪口です。


悪口には、そもそも意味はありません。


人間はいつだって誰かの悪口を言っていたい生き物なのです。


それは人の本能といっても過言ではありません。


悪口はなくそうと努力して力を注ぐべきものではありません。


どの集団にもあってあたりまえなのです。


存在していてあたりまえであるのならば、『誰かに悪口を言われているかも』と気にしていても仕方ないのです。


そんなことを気にしていたら、限りある時間を精一杯生きることはできません。


悪口は、ほとんど天気と一緒です。


晴れの日もあれば雨の日もあります。


同じように悪口を言われるときもあれば言われないときもあります。


今日は雨だからといって、そればかり気にして落ち込んで動けないのは馬鹿らしいです。


雨が降ったら濡れないようにレインコートを着て長靴を履けばいいのです。


同じように悪口を言われたら放っておいてとっとと出かけてしまえばいいのです。


『いや~。今日はなかなか気持ちの良い雨だね』と悪口を言った相手を褒めるくらいの余裕を持てるようになることです。


誰にどう思われているかというのは、どうでもいいのです。


そんなことよりも大切なのは、自分が自分をどう思うかということです。


やりたいことに本気になれば、悪口なんてまったく気にならなくなります。



換言すれば、周囲の悪口が気になるということはまだ本気になれていないということなのです。