口約束を守れるかどうかで人間力が判断されます。
『約束は守りましょう』とわたしたちは幼い頃から教わってきました。
書面にした約束であれば誰だって守ろうとします。
守って当たり前なのです。
その場合は約束を守ったら100点ではないどころか0点です。
もちろん、約束を果たすことがいけないという意味ではありません。
ただ果たしただけではまだ点数すらつかないということです。
書面の約束を守ることは、スタートラインに立てただけだということです。
信頼関係という競技にやっとエントリーできた状態です。
大切なのは約束を守ってから先、いかに信頼を積み重ねていけるかということなのです。
具体的には、どれだけのレベルで言行一致できるかということです。
書面に残していない口約束は、守らなくても法的には問題ありません。
『そんな約束は絶対にしていない』
『え?そうだっけ?覚えてないなぁ』
破ろうと思えばいくらでも破れるのです。
だからこそ、口約束を守ることに価値があります。
口約束を守り続けるだけで、抜きん出ることができます。
あなたは淡々と有言実行しているだけで、周りは勝手に脱落していくのです。
どれだけ小さなことでも守らなければいけません。
むしろ、小さなことほど死守することです。
『え?私そんなこと言いましたっけ?よく覚えてますねぇ』と言われるくらいのことを守れると、相手は感激します。
あなたのことを大好きになります。
将来世に出ていく人は、口約束を守る人です。
この社会は口約束を守る順に出世していくようになっています。
目先の口約束を守れないようであれば、夢など叶うはずがありません
なぜなら、夢は自分との約束を果たすことの積み重ねで実現するものだからです。