タイムマネジメントで大切なことは、しかるべき技術を身に付けることではありません。
結局、性格の問題だと気づくことです。
タイムマネジメントに、技術は必要ありません。
そもそも、技術など存在しないのです。
例えば、遅刻の原因は、究極、相手をなめていたということです。
目の前の約束よりも、自分事を優先しただけの話です。
遅刻は、大きく分けて2種類あります。
1分間の遅刻と、1時間の遅刻です。
どちらの罪が重いかといえば、前者です。
一見すると1分間の遅刻の場合、『1分くらい・・・』と思ってしまうところです。
しかし、1分の遅刻は突き詰めていけば、相手のことをぞんざいに扱っていたということです。
相手よりも、睡魔を選んだのです。
1時間の遅刻の場合、天候の影響による交通機関の大幅な遅延など、正当な理由があることが考えられます。
もちろん、どちらも遅刻は遅刻です。
あらゆる理由を乗り越えてでも、定時に到着する人が必ずいます。
もし遅刻したら自分が死んでしまうのであれば、誰も遅刻しません。
しかし、実際には遅刻をして死ぬのはあなたではなく、相手です。
時間は、お金に値するのではありません。
人の命そのものなのです。