ミモザの花☆お話し会
日程☆2月27日(日)
時間☆pm12:30~3:30(入退室自由)
場所☆杉並区阿佐谷地域区民センター(第8集会室)
参加者☆9名(内、初参加2名・お父さん1名・スタッフ3名)
最初はいつも通り・・・全員で我が子の状況紹介や各々の困り事や他の参加者に聞いてみたい事等。
今回は、高校進学が決まった中3生の保護者(2人)・中1生の保護者(2人)
初参加は小学生のお母さん2人・・・最近のミモザの初参加は、小学生が続きます。
中学生以上だと共働き家庭で、学校に行かない時間を自宅でひとりで過ごすと言う子が多いですが、小学生だとひとりでの長時間は中々難しい現実が有ったり・・・
又、全てのお子さんに当てはまる状況としての全く勉強してません&ゲームばかりの毎日ですと言う親の不安
勉強問題。。。
不登校になり、自宅に居る子どもが自分から進んで自宅学習をきちんとするなんて話しはほとんど聞かないです。
もちろん、きちんとホームワークが出来ている子や塾や家庭教師の対応を受けられてる子もいますがかなり少ないかと・・・
不登校初期は子ども本人が抱える色々な思いや罪悪感が強くなり、勉強の姿勢を見せるお子さんは多いですが・・・そう長くは続かないパターンで、ホームワークを拒否し昼夜逆転等にもなって来たり。
で、親はもちろんかなり心配になりますが・・・
全く勉強してなくなっても、子どもが動き出すと、不思議ときちんと学び出します。
ある日突然、学校は無理だけど不登校児の支援教室やフリースクールや塾等に行きたいと言い出すお子さんも居ます。
不登校児の子が多く進学する通信制高校や都立チャレンジスクール&定時制高校では、入学後、小学生レベルの学び直しからスタートしてくれる授業もあります。
よほどハイレベルな進路を目指すならば別ですが、そうで無ければ今は無理に勉強を強いなくても大丈夫なのでゆっくり休ませて欲しいと、今までのミモザメンバーの方達のお子さんの状況やミモザスタッフの経験に基づいてお話ししています。
学校の先生によっては、不登校で勉強しなければ行ける高校が無いとか今だに言われる事もある様ですが、中学に1日も登校してなくても行ける高校は迷う程ありますし(都内なので特に)、本人が望めばその先の進学だって目指せますよ❕
ゲーム問題・・・
不登校になっている子ども達は、ゲームやYouTube等で時間を潰すと言うか三昧になっているパターンが多いです。
親としては、ネット依存・ゲーム依存が心配・・・
もちろん、時間を決め制限が出来るのでしたらそれに越した事はありませんが・・・
ミモザで聞く皆さんのお話や自身の経験からも、制限が出来るのはやはり子ども本人が学校を休む事に何らかの思いや罪悪感いっぱいになっている不登校になった初期の頃だけだったり・・・
私自身、著名な精神科医等の先生や支援者の方達の不登校児や引きこもりのゲーム等に対する話しを講演会等で聞いても考えは各々でしたが、どちらかと言うとゲームをする影響で不登校になると言うよりは、様々な理由で学校に行けなくなってしまった心の拠り所がゲーム等になっているので、無理に制限をしたり取り上げるのでは無く自分自身で上手くコントロール出来る様になるのを待つ方が良いと言われている先生が多かったです。
とは言われてもやはり親としてはやりたい放題にも腹が立ち、我が家もゲーム三昧になった息子のゲーム機を隠したり壊したり散々戦いましたけど・・・(^-^;
ミモザでは、子どもがゲーム等親の制限が出来ているのならそれは良い事・・・
ゲームやYouTube三昧になっていたらどんなゲームをしているのか親が興味を示して聞いてみたり、何なら子どもと同じゲームやYouTubeを一緒に体験したり観たりを切っ掛けに言葉数が減っている子どもと共通の話題を作り親子のコミュニケーションを取りつつ・・・子どもに任せてみるのも良いのでは?と、お伝えしています。
実は、ゲームが英語や地理・歴史・科学等々色々な勉強に役立っていたりYouTubeはおふざけもありますが、学びになっているお子さんも多いんですよ。
ゲームがあったから辛い不登校時期を乗り越えられた・ゲームに救われたと言う、不登校経験のお子さんの声もありました。
只、ゲームの内容によっては言葉使いや態度が荒くなったり課金の問題もありますので、親の威厳で強制に制限するのでは無く、穏やかに話せる状況を見つつ親子で話し合いルールを作っても良いのかな?
色々な考えはあると思いますが、あくまでもひとつの考え・意見として読んで頂きたく何か参考になりましたら(#^.^#)
後半は3つのグループに別れて話し合いました。
不登校になっているお子さんの状況は各々ですが、どうしても子どもや学校との関わりは母が対応する事が多くなり・・・
そんな中、母を取り巻く環境(夫だったり祖父母だったり)の理解は本当に大切だと改めて思いました。
❮わに子❯