こんにちは、玲良です。(^-^)




最近はリフレーミングや前向きな考え方をブログに書いていましたが、今回は「不登校」の子が回復(=なにかしらの社会復帰)に向けた道順というものに対して書こうと思います。

この記事は、不登校の子を持つ親に是非とも読んでもらいたい記事です。「うつ」にも関係あると思います。





まず「不登校」という状態は、何かしら学校に行きにくい精神状態だということは明らかです。

その原因が「いじめ」なのか「環境」なのか。あるいは「本人もわからない」ということもあります。(←この場合は、僕の考えではHSPの可能性が大きいと思います。HSPについてはこちら



そのボロボロになった精神状態を、問題なく通う・または働くようになるには、そっとしておく事と、復帰を促す支援の2つを上手く行うことが鍵になるのではないかと思います。



不登校の子にとって家の外は、「孤独」で辛く、言葉が通じない知らない国にいるよそ者ような世界です。そんな場所にいるくらいなら、悪いと思いつつも家にいて自分の精神を守る方を選ぶ。そんな感じな気がします。



不登校にも、段階がある事をまず説明しますね。^ ^

これは、段階によって対処を少し変えた方が良いと僕は思うからです。





ひたすら家にこもる(部屋から出ない、ご飯時のみリビングに来る状態)


この状態では、まず「学校行かなくちゃ」「外が怖い…」「自分が嫌い」「もう嫌だ、疲れた何も考えたくない」「誰にも会いたくない」そんな考えがごちゃごちゃしてストレスを抱えているのが限界、頭がパンクしている状態でいるので、とにかく休みや寝ること、ひとりにすることが大事な時期です。親はとにかく本人を否定しない、そっとしておくことが得策かと。







② 一応な生活を送る(昼夜逆転だとしても)


ご飯時に食卓に来る。「おはよう」とあいさつしてくる。たまに外や病院にひとりで通える。という段階で、でも1のように自分を責めたり、外が怖いなどの精神的な疲れがまだあったりします。







①でも②でも、本人はなにかしら「学校いかなきゃ」「社会復帰しなきゃ」と考えていると思います。親は焦るかと思いますが、本人の考えを否定せずに待ったり聞いたりする「受け入れる体制」が大事で、自分の人生がこのままいくと将来大変になることぐらいは本人も分かっています。ただどうすれば将来、明るく歩めるか。という答えは迷っていると思うので、そこで3の親や周りが支援を始める段階になります。






③ (例えば)フリースクールやアルバイト、悩みを抱えた人たちと話したいと外部に関心が向く


この段階が来た時に、親が本人を支援する時期だと思います。上記で話をした通り、「復帰の気持ち」に対して身体のエネルギーがやっと出て来た段階です。親はフリースクールやアルバイト、話の場などの情報を、本人の調子が良い時に促すと向き合ってくれると思います。

将来の「道」を本人に聞いてみるのが良いですね。







④ やや満たされることにより、精神的安定を迎えてようやく一歩を踏み出す(復帰)


アルバイトや人と話すこと。友達ができることなどで、定期的な刺激に慣れることで「外の世界へのハードル」が下がっていきます。これで上手くいけばそのまま社会復帰できます。親は本人の体の調子や、その刺激の場に対しての感想を本人にちょくちょく聞きましょう。





不登校の深さというのはこんな感じの段階に分けられるんじゃないか、って思います。


もっと簡単に言えば、居場所がなくなる→家にいるしかなくなる→自責の念あるいはどうしようもなくて混乱する→しばらく時間が経ちやや回復した為、外に向こうと思い始める→理解してくれる人が外にできる(満たされる)→回復 という流れです。





本人は一生懸命自分と戦っているので、親は1,否定しない 2,休ませる 3,本人の気持ちを聞く 4,色んな選択肢を教える を意識しましょう。


一度社会を離れた精神的な苦しさはとにかく辛いです。

ただでさえはみ出し・社会不適合・孤独を常に感じている子を突き放さないで欲しいなと思います。

理解しづらいのは分かります。「何で行けないの⁉︎」と思うと思います。



でも、大人でも職場に環境・人間関係・仕事内容の何かしらの不満やストレスはあるのではないでしょうか?

それが限界の時、大人は「転職」という形をとることが出来ますが、子供がなかなか「転校」を自分で選択出来ないのが今の日本社会の現状です。



大人も子供も関係なく、「合わない」職場や学校はあります。

けど「合う」場所も必ずあります。





僕が仕事で一番大事だと思うのは、人間関係です。人間関係さえ良ければ、意外と長続きするんだと思います。







「不登校」って、言い換えれば「孤独病」なんだと思います。




それには家の外に、本人の気持ちを理解してくれる人が必要なんです。。






僕は家の外で自分を理解してくれる、ある「居場所」との出会いがあった。それがきっかけで、今自分らしく生きる事が出来るようになりました...!(^-^)