こんにちは、玲良です。(^-^)



「HSP。」現在の日本社会で今、様々な精神病がある中で(HSPは病気ではありませんよ!)僕が最も伝えたいことであり、最も重要な知識だと思っている話で(特に不登校の子どもや親に。)、僕はこれをどんなタイミングでより多くの人に知ってもらおうか、をずっと考えていました。

この話は不登校の子ども自身とその親にも是非知って欲しいと思っています。



僕がなぜこれほどこの話を伝えたいと思うのかと言うと、僕はこれを知った直後に今までずっと心に感じていた「生きづらさ」というものがグッと取れたような気がして、更に生き方・考え方もかなり変わったような気がするからです。



ではその「HSP」とは何か?それを今から書いていこうと思います。



HSP…最初にそう聞いた時には、病気かな?障害かな?自分には関係ないかな...と思った方がいるかと思います。でもこれは病気でも障害でもないし(本には"気質"と書かれています。)、もしかしたらこれを読んでいるあなた自身も当てはまるかも知れません。



HSPとはHighly Sensitive Person.「とても敏感な人」という意味です。

どういう特徴があるのかというと、ざっくり言うと刺激に敏感で、人の影響を受けやすく、内向的で想像力豊か。といったところでしょうか。



なんと5人に1人が該当するという確率なので、あなた自身や周りの人もHSPの可能性は高いですよね?



そしてなんといってもHSPの最大の特徴は「世の中にある様々な情報を深く感じ、捉えすぎてしまう」ということ。

これはどういうことかと言うと日常で感じる音・色・匂い・空気・そこにいる人たちの気持ちetc..

それらを人一倍感じ方が強いんです。

その為、自己の容量がオーバーし、ぐったり疲れてしまうということが起こります。



僕自身もHSPなので当事者として書けているわけですが、

「仕事で失敗をすごく気にして緊張する」

「複数の作業を同時にこなすのが難しい」

「悩む人が近くにいると、むしろ本人以上に苦しくなる」

「想定外の反応や結果にひどく動揺する」

「うるさい音が苦手」

など、他にもたくさん日常に影響があります。



ただ、長所もその分たくさんあるわけで、

「すごく気が利くうえに、とても優しい」

「感動や幸せも人一倍感じる」

「深い人間関係を構築できる」

「感覚が鋭いので芸術に長け、関心が強い」

などの特長もあります。



だから、辛いことはストレートに受け止め過ぎるし、楽しいことはブレーキが効きにくいので、エネルギーが尽きてしまうのも納得ですよね。(^^)



不登校の子とその親の方にはこんな場面が思い当たるのではないでしょうか❓「どうして学校に行けないの?」という親の問いに対し「...分かんない。」と。



分からないというのも仕方ありません。だって、自分自身が普段感じていることが"普通"だと思ってしまっているから。「感じ方」は人と比べる事が出来ませんからね。



親からすると、「育てにくい」と思うかもしれません。対して子ども自身は「生きにくい」と思っています。




でも、僕は自分がHSPで良かったなと思っているんです❗️



この性質を知る前は、何かと生きづらさを感じていて母に「生きているのが辛い…」と泣きながらに訴えた事もありました。でも、HSPを知ってからは様々な場面で「今の僕のこの気持ちや反応は、HSPだから仕方がない。」「あの人がこう言ったのは繊細なHSPの気質があるから。」と思うことで楽に思うことができ、自分をある程度許せるようになりました。だから僕はこの「HSP」という性格をこれからは長所として受け入れて生きていこうと思います。




自分の周りの友達にもHSPなのかな、と思う人が多くいます。その人たちは皆んな共通して、とても優しくて思いやりのある、すごく繊細な人たちです。気にしすぎて細かかったり、マイナス思考だったり自己否定が強かったりしますが…(僕も人事ではありません。)長所や短所があって当たり前。感性豊かで気がきく優しいその人を僕は大好きです。



あなた自身や、その周りの人でもし「生きづらい」とか「すぐ疲れちゃって...」と言う人がいたら是非この話をしてみて下さい。きっと以前よりも生きやすく、自分に優しく向き合えるようになりますよ。(..^ ^..)



ひとりでも多くの優しい人たちが、生きやすく笑顔でいられるように僕は願っています。




最後まで読んで頂き、ありがとうございました!