中編かよ!と思いましたか?
すみません。続きます。
シネマ歌舞伎「籠釣瓶花街酔醒」(かごつるべさとのえいざめ)を見た私の感想。
玉三郎、美しい!!(⁠。⁠♡⁠‿⁠♡⁠。⁠)
七之助、キレイ!!(⁠✿⁠ ⁠♡⁠‿⁠♡⁠)
仁左衛門、カッコイイ!!(⁠。⁠・⁠ω⁠・⁠。⁠)⁠ノ⁠♡
あれ⁉主役は?(^_^;)
この時点で勘三郎さんは既に故人。
そういう目で見るせいでしょうか、
全力投球な熱演が、
まるで生き急いでいるかのようで……
そんなにがんばり過ぎなくてもいいのに(/_;)
と思って見てしまいます(´・ω・`)

そんなこんなでお高いチケット代(大体2,200円くらい)にもめげず
シネマ歌舞伎を見始めた私、ある日
新作のシネマ歌舞伎のチラシを手にします。
「阿古屋」……文楽でも上演される作品です。
しかも主演は玉三郎♥これは見なければ!
重忠役は?…あらッ、二枚目ね!尾上菊之助?
チラシの裏には役者さんの素顔のお写真
えっ⁉Σ(゚Д゚) そこには
「緋牡丹お竜の倅ですが、何か?」な、
ひと目見て富司純子の息子とわかるお顔が!
寺島しのぶの弟って、女形じゃなかった?
何年か前に姉弟でCM出ていた時も
お姉ちゃま大好き!うふふ♥な感じで
誰がどう見ても歌舞伎の女形で……そっち系?
この人ちゃんと跡取りとか作れるのかしら…
と変な心配をした記憶が……m(_ _;)m
「阿古屋」を見る前に図書館で借りて読んだのが、
演劇評論家・長谷部浩さんの「菊之助の礼儀」
役者と評論家としての出会いから、
友人と呼べると自負するまでに至った
菊之助へのインタビューや交流を綴った本には、
大名跡を継がねばならない立場に生まれ、
家族全員芸能人という中で育った若者が
ひとりの役者として育って行く様子が描かれておりました。
菊五郎家は、女形だけではなく、
立役もできる兼ねる役者にならなくてはならないお家柄、という事情もわかりました。
そして見た「阿古屋」の感想
……菊之助、まつ毛長っ!(そこ⁉)
そんなこんなで(どんなだ!?)
すっかり菊之助ファンになってしまいましたヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
「菊之助の礼儀」によると、
中村吉右衛門さんの娘さんとご結婚されて
既に跡継ぎの男の子もおられるとか……
あっ、
そう言えば少し前に当時の職場で
ある日お昼の休憩でテレビを見ていた時……
ちょうど某歌舞伎役者さん一家の密着番組が放送されていました。
私「🦐🐘の娘、かわいいですね。歌舞伎の家の娘って☓☓☓☓が多いのに」
同僚「え〜っ、MTはかわいいじゃない」
私「でも、TSとか、MTのお◯さんとか、Nの娘とか……」
同僚「TSの弟は吉右衛門の娘と結婚したのよね」
私「えっ?お姉さんの元カレのいとことですか?」
などという失礼千万な会話をした覚えが……
m(_ _;)m m(_ _;)m m(_ _;)m
歌舞伎ファンじゃない一般人の認識なんてそんなもんですm(_ _;)m

それから歌舞伎にどんどん興味を持って
歌舞伎関連の本を読み漁り、
シネマ歌舞伎を見、
家にテレビが無いので「古典への招待」は
ネットカフェで見て楽しんでおりました。
そんな頃に読んだのが
小玉祥子さんの「二代目 聞き書き中村吉右衛門」
文庫版には娘の結婚に驚いた様子や
孫にメロメロなジイジとしての姿も……
生まれながらに祖父の家に養子に出される等、
歌舞伎役者として生きる苦しさ、辛さ、
そして、
歌舞伎役者こそ天職と思えるまでの葛藤も素直に語っていらして、
またまた吉右衛門さんのファンにもなってしまいたした!

そして

吉右衛門さんそっくり〜!
めっちゃカワイイんですけど〜٩(♡ε♡ )۶

じゅふたんこと後の尾上丑之助くんとの出会いでありました。

つづく