バツイチ、アラサーの祥子は、同郷の友人の営む便利屋で見守り人をしている。見守り人とは、夜から朝まで、誰かを寝ずに見守るお仕事。仕事終わりの祥子の楽しみがランチ酒。美味しい料理と酒を味わいながら、祥子は昨夜のお客様たちを思い返す……
マンガで言ったら「孤独のグルメ」 +「ワカコ酒」 そこに祥子と、見守られる人、その周囲の人々のドラマがからむ……という感じ。
とにかく飯テロです❗🍖🥩🍕🌮🌯🧆🥘🍝
実際にあるお店や料理をモデルにしているらしく、お店の雰囲気や料理の表現がリアルで美味しそう😍
白いオムライス、若鶏の半身揚げ、わらじカツ丼……思わず画像検索したくなります😋
私は下戸なので飲めませんが、お酒を心から楽しんでいる様子を読むのは大好き😊
見守られる人達のドラマもいいんですよ〜
今作ではとくに佛壇屋のおばあちゃんがステキング(≧▽≦)
お付き合いの始まったばかりの角谷さんとの初々しいバカップルぶりもカワ(・∀・)イイ!!
しかし、何やら立ち込める暗雲……どうする、祥子!
角谷さんや元夫への祥子の目線がとても冷静。
このしっかりと相手を観て判断する能力は、きっと見守り人をやってきたなかで培われたものなんだろうなぁ……この観察力があれば、祥子はなんとか乗り越えて行けるはず。
男の人ってさ、こういう女性作家の本読まないから女心がわかんないんだよね(●`ε´●)
と、生意気にも思ってしまいましたが、
私自身、男性作家の本で読んでいるのは、
時代小説、ミステリー、ホラーばかり。
それ以外の男性作家の小説を読んだのは今年はたった3冊。
しかも全部、女性が主人公のお仕事小説(^_^;)
お互い様ですね……反省 m(_ _)m