渡独して7年経ちますが、未だにDuzenとSizenだけは訳が分かりません。

 ドイツ語には『あなた』を表す言葉が2つあり、近しい相手にはDu、敬う相手にはSieを使うと理解していました。

 ドイツ語の語学学校では、目上の人にはSie、職場等の初対面の場合には基本的にSie、大人同士の初対面の場合には基本的にはSieの場合が多い。Duは同い年、年下、近しい人の場合に使用する場合が多いと習いました。

 そう信じて、先日、近所の人に話しかけた時にSizenを使ったところ、何やら違和感のある雰囲気を醸し出されました。あれー、私のドイツ語変だったかなー、外人に話し掛けられたくなかったかなー、と思い夫に聞いてみたところ、Sizenは変でしょ!と軽く憤慨されてしまいました。何でやねん。

 近所の人とは言っても、恐らく同い年か年下とは言っても、いつもHallo位しか言わないし、話したことほぼ無し。ここは丁寧にSizenでしょ!と思ったけど違うらしいです。ちなみに近所の同い年位の人がかなり年上の近所のご老人にDuzenだった時はおったまげました。それアリなの!

 初めはSizenであっても目上の人からDuzenにしましょうと言われればDuzenになる事もある様なので、その例なのかもしれませんが。あー分かりにくい。日本語だったら近所のご老人には敬語だし、近所の人でも良く知らない人には敬語だと思うんですけど、ねぇ。

 あまり丁寧にSizenを使い過ぎると、相手からは距離を感じるらしく、好ましくない様です。

 娘のTagesmutter(ちょっと年上の自宅保育士さん)には、初めから夫はDuzenでした。私がSizenを使ったら夫から即刻訂正されました。えー、何でやねん。

 こう言う、文化的な背景、感覚的な言語理解は未だに難しいです。大人なのにいつもDuzenだとアホだとと思われるらしいし、はー難しい。