こんにちは!

サロン・ド・ヴィーヴルの山口あゆ美です。

 

 

 
 
 

磨崖仏って知ってますか?

山の崖や、巨岩に彫ってある仏様のことです。
 
 
 
 
関西でも実はいくつもあって
巨石・巨岩好き、磐座好きな私は
探しては見に行くのですが
ここ、臼杵の石仏さん達は
今まで知ってる磨崖仏とは
一線を画していました!
 
 
 
 
ひとつの山の崖にいくつもの磨崖仏が。
 
 
 
 
国宝に指定されているので
屋根がかかっています。
 
 
 
 
階段を上っていくと、、、
 
 
 
優しいお顔が見えてきて
私はなぜだか涙が出てきました。。。
 

 
 
なんだろう。。。
なんとも言えない包容力。。
美しいです。
 
 
 
 
 
 
 
わかりますか〜?
岩をくり抜いて
仏様を彫ってあるのが。
 
 
 
 
後背の角度に
背中側の岩を削ってあるんです!
 
 
 
 
後背の線もくっきりしてるし
何より、
仏様が雨風による風化があまりなくて
まるで、木に彫った仏様のよう!
 
 
 
 
頭が、後ろから切り離されて
本当に立体感があります。
 
 
 
 

 
 
 
 
色まで残っています!
衣の線もくっきり!
 
 
 
 
 
お外にあるものだから
だいたい私が今まで見た磨崖仏は
説明がなければ
線も判読できないものが多かったですが
こちらの仏様たちは素晴らしいです!
 
 
 
 
 
次の崖にはまた違う仏様が。
 
 
 
 
 
 
こちらの仏様は
なんと、
プロの仏師じゃなく
村人たちが彫ったと言われているんですって!
 
 
^_^
 
 
 
どうりで、
子どものように、無邪気で優しくて
可愛らしいお顔。
 
 
 
 
 
私が子どもの頃に図鑑で見たのは
こちらの真ん中の仏様。
 
 
 
 
 
 
 
頭だけが地面にある仏様
見覚えないですか?
 
 
 
 
↑お写真お借りしました。
 
 
 
 
 
「なぜ頭だけ?」と
インパクトが大きかったんですね〜きっと。
 
 
 
 
いつか行ってみたいと思って
やっと来れました!
 
 
 
 
 
平成4年に、頭もくっつけて
元のお姿に。
 
 
 

 
 
 
これらの仏様たちは
平安後期〜鎌倉時代にかけて
彫られたものだそう。
 
 
 
 
地元に伝わる言い伝えはあるけれど
誰が作ったのか、作らせたのかなど
本当のところは謎なんだそうです。
 
 
 
 
真名野の長者という人な
娘の菩提を弔うために
京より仏師を呼んで彫らせた、と。
 
 
 
 
 
仏様の彫られた崖のお向かいにある
満月寺は、
池に浮かんでいて
崖の方が彼岸(あの世)を模して
仏様をたくさん彫ったのだそう。
 
 
 
 
 
池だった場所は
今は蓮池や、コスモス畑が。
 
 
 
 
念願が叶いました😊
 
 
 
 

<本日の宅トレ>

2018/10/11

プランク2分

サイドプランク各1分

2リットルのペットボトルを反動に使って起き上がる腹筋30回

スクワット30回

 

 

 

 

 

見たよ!のおしるしに

クリックして頂けるとうれしいです!


にほんブログ村


 サロン・ド・ヴィーヴルの

秋・冬のレッスンとイベントを掲載しました。

 

 

詳しくは こちら をご覧下さいませ。