京都はよく行かれても、なかなか宇治には足を延ばす方は少ないかな。

でも、とってもいいところがたくさんありますので、ご紹介しますね!

今回お散歩したところは、平等院。 →  こちら☆ 

川の対岸にある宇治神社、宇治上神社。
宇治上神社の本殿は、現存する最古の神社建築(平安後期)だし、境内入ってすぐの拝殿は源氏物語の世界を彷彿とさせる、平安時代の貴族の住んでいたような造りの美しい建物なので、絵巻の復元をされる方が参考に見に来られたりするそうです。
ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。



この2つの神社は菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)を祀ったとても古い神社。

この皇子は仁徳天皇(オオサザキノミコト)の腹違いの弟君。
すごく立派な人物だったからオオサザキ君は自分じゃなくて弟に皇位を譲るって何度も何度も説得したけど、ウジ君は「いえ、それはできません、お兄さんこそが天皇にふさわしい!」と断って、とうとう自分で命を絶ってまで固辞した、という悲劇の皇子なんです。

もちろん、なんらかの権力闘争があって、こんなお話になっているのでしょうが、このウジ君のお話は人々の印象にとても残ったのでしょうね、ウジ君、お兄ちゃんの仁徳天皇、お父さんの応神天皇さんの親子3人、仲良く祀られています。

三室戸駅の近くには、ウジ君のお墓、という古墳もありますよ!




そして、普茶料理を頂いた萬福寺。

こちらは中国からやって来られた隠元禅師(インゲンマメも伝えた)が開創した黄檗宗という禅宗の大本山。

伽藍もどこか異国情緒に満ちていて、他の禅宗のお寺とは少し雰囲気が違います。

 

 

 

 

 

 

 

 

真正面に布袋様。

布袋さんは禅宗の実在のお坊さんだったのですが、弥勒菩薩の化身と言われているそうです。

 


 

四天王のベルトのバックルに注目!
 

 


大勢の人に見られてる!?
ちょっとドキッとするようなこんなお堂もありました。
 


お供えのお飾りも色とりどり♪

 

 

 

 

 

木魚の前身、かいぱん。
お魚は目をつぶらずにずっと泳ぎ続けているから、不眠不休の修行を表すのだそう。

 

 

 

煩悩の玉を吐き出しています~

 

 

 

一緒に行ったアンちゃんゆにさんもとってもきれいなお写真と文でまとめられてるので、ぜひ見てみて下さいね~!

 

名残の桜にきれいなお花もいっぱい!

宇治神社のあたりでは、鶯が初鳴きで、きれいなソロを聞かせてくれてました♪

 

 


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