本日、高裁で性器の手術無しに男性から女性への性別変更を認めることが決定されました。

大変残念であり、遺憾です。

私はいつもLGBTQに関するブログを書いていますが、トランスジェンダーの方の戸籍変更や生物学上とは逆の性での入浴、トイレ問題には全て強く反対しています。一応理由を述べておくと、少数のトランス女性(男性)の権利の保護を優先すると非常に多くの女性の人権を軽視することになってしまうからです。男性器がついたトランス女性と一緒に入浴したい女性なんていません。性被害も増えるでしょう。それもこれも全部「認めないのは差別だ」というのはあまりにも傲慢であり、配慮に欠ける考えです。なんでもかんでも「自認」で動いていたら社会の秩序が乱れることなんて容易に想像できます。何より、本当に女性の心を持っているなら「男性の体を持った人が風呂やトイレに入ってくるのは怖い」こと、深く理解し共感できると思います。それがわからないのであれば、女性とは言えないのでは?と私は考えています。

自分の性別に違和感を持ち、生物学上の性別とは違う性の人間として振る舞うことに対してヘイトを向けるつもりも、差別するつもりもありません。ただ、女性の権利を侵害しないで欲しい。女性は男性に力では勝てないのだから、たとえ心が女性であっても怖いんです。今の日本で手術無しの戸籍変更を認めるには性被害等を受けるリスクが女性にとって大きすぎる。認めてはいけなかったと思いますし、今からでも覆して欲しい。


自分の権利のために他人の権利を侵害することは多様性ではありません。


性的マイノリティへの理解を深めようとしたのがブログを始めた一因ですが、そんなのが多様性ならいらないです。害でしかないです。

私たち女性は、声を上げ続けなければなりません。私のように極々小さな声でも、上げないよりはいいと思っています。反対すべきことを見て見ぬ振りしてはいけません。全部全部自分たちの権利のため、女性が安心して生きていける社会をつくるためです。


感情的になってしまいましたがもう一度申し上げると、トランスジェンダーの手術を伴わない戸籍変更には反対です。トランスの方の権利も大事だし、自分らしく生きていくことが認められる必要もあると思いますが、それは私たち生物学上の女性にだって言えることです。少数のために大勢が恐怖に怯えながら生活するなんて、恐ろしい歴史を繰り返すことになります。私もあなたもお互いに尊重しながら自分の権利を主張していきましょう。他人の権利を侵害しない程度に。