もう5ヶ月近く前のことだから、
時間までは曖昧なんだけど。
午後7時くらいに帝王切開手術が始まった。
医療ドラマでよく見る手術室。
そのまんまだった。
点滴を繋がれ
背中に3本麻酔を打たれ
血圧計を付けられ
心電図を付けられ
それからそれから…
手術室に入るまで、
主治医の姿が見えなかった。
執刀するのは、
知らない別の先生なのだろうか。
一通りの準備が終わり、
目の前にカーテンがかけられ
いざ手術が始まるその時、
「頑張りましょうね」
と優しい笑顔で主治医が声を掛けてくれた。
ホッとした。
少し気持ちが和らいだ。
そもそも帝王切開ってどんなイメージ??
~麻酔効いてるから痛みはなくて、
その代わり術後傷口が痛いんだよね~
こんな感じだろうか。
これ、ウソだよ。
痛いんだよ。
手術中、ものすっごく。
麻酔、ちゃんと効いてるの??
皮膚が、肉が、
強く強く引っ張られるような痛み。
これまでの人生に於いて、
感じたことのない痛み。
あぁぁぁぁぁぁぁ…と声に力が全く入らない。
手を、
どこか握って痛みを紛らわしたい。
右手に麻酔科の女性の助手。
左手に同じく麻酔科の…
オッサン医師(すみません)。
わたしが手を握りたいのは
旦那なのに!!!!!と
泣きたくなった。
そして寒い。
手術室寒い。
凍えるほど寒い。
痛い。
ずっと痛いの。
そうか。
これを陣痛だと思えば…
無理!!!!
痛みを秤にかけられない!!!
痛いの!!!!!!
お願い中断して!!!!!!
痛すぎる!!!!!!
もうやめて!!!!!
…やめたら赤ちゃんに会えなくなる。
それだけは絶対に嫌だ。
頑張ろう。
頑張りたい。
けど痛すぎる!!!!
わたしが痛いと感じていることに気付いた医師は、
もう1本、麻酔を追加してくれた。
だからちょっとマシになった。
それからどれくらい経ったのか分からないが、
「19時47分!!!!」
という声が聞こえた。
ああ…
生まれた…
でも、やっぱり、
泣かないね。