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前略 火星人NKより

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「沈黙のカルデラ」


カルデラ
辺り一帯を滅ぼす巨大噴火の爪痕
大地の火を畏れよと
神が刻んだ警告
そのカルデラが点在する真ん中に
この世で最も恐ろしい毒
放射能を産み出す原発がある
ひとたび巨大噴火が起きれば
原発は破壊され
放射能は堰を切って空(くう)へ飛び出すだろう
科学者は そんな破局的噴火は1万年に1度だと言う
無視できる程度のリスクだと言う
人類が地球に生まれて10万年
その間に10回は起きているわけだ
11回目がいつかは
はっきり予測はできない
1万年に1度は ただの確率論
明日 噴火が起きても火山に文句は言えない
それは無視できない大きなリスク
福島がフクシマになったように
鹿児島もカゴシマになるのか
カルデラは沈黙したまま何も語らない


※2016年4月7日。6日、福岡高裁は、川内原発は停止の必要がない、と結論づけた。
「テロと言えば脅威」


今 文章書くって楽だもんね
普通のガラケーだって
一度使った言葉は
最初の文字を入力しただけで
予測変換してくれる
コピペだってある
だから おんなじことを
何度でもさらさら書ける
今やたらに「テロの脅威」って言葉が
活字メディアに溢れてる
記者はルーティーンのように書くんだ
「て」と打てば「テロの」と変換候補が出て
「テロの」を選択すれば「脅威」と予測変換する
もはや記者は言葉の推敲などしない
テロと言えば脅威
そうとしか考えられず
そうとしか書けない
思考停止した記者たちが
権力者の思うがまま 言うがままを垂れ流す
楽だよね そりゃ
でも それって文章を書いてるんじゃない
書かされてるだけだ
そんな記者が書く記事で
テロの脅威とやらが煽られ
きな臭いムードが高まっていく
そして 文章を楽に書けない時代が来る


※2016年4月6日。
ソルヴェイグ 牝3歳

父 ダイワメジャー
母 アスドゥクール
母の父 ジャングルポケット

トライアルのフィリーズレビューを、人気薄ながら制したソルヴェイグ。初コンビとなる蛯名を背に、桜の女王の座に挑みます。
馬名Solveigは、ノルウェーの劇作家、イプセンの戯曲「ペール・ギュント」に登場する、金髪の美しい女性。
少女時代に出会ったペールが、放浪の旅を続ける間、ひたすら待ち続け、ついに年老いて白髪となった彼女のもとに戻ってきたペールを優しく受け入れ、子守唄を歌う。
「ペール・ギュント」の上演のために、劇音楽を作曲したのはグリーグ。
劇中歌の中でも、「ソルヴェイグの歌」はよく知られています。
堀内敬三訳による、日本語詞は次の通り。

冬は逝(ゆ)きて春過ぎて 春過ぎて
真夏も去りて年経(ふ)れど 年経れど
きみが帰りをただわれは ただわれは
誓いしままに待ちわぶる 待ちわぶる
あああ……

生きてなお君世に在(ま)さば 君世に在さば
やがてまた逢う時や来(こ)ん 時や来ん
天(あま)つ御国(みくに)に在すならば 在すならば
かしこにわれを待ちたまえ 待ちたまえ
あああ……

最近では、平原綾香が、映画の主題歌として、自らの訳詞で歌っています。
愛する人の帰りを、ひたすら一途に待ち続けたソルヴェイグ。その願いと祈りは、劇の最後の最後に成就します。
しかし、現代のソルヴェイグは、ただじっと待ってはいない。自らの願いを叶えるために、若く美しい少女のまま、戦いの場に臨みます。
父ダイワメジャーが待ち望む、桜花賞のタイトルを手にするのは、人気の2歳女王ではなく、この一途な美少女かもしれません。

※G1馬、重賞勝ち馬、新馬、話題の馬などの馬名から、思いつくままを書いていきます。