電話が鳴った

今日も接待

仕事終わらないと
夜の予定が立たない
らしい

『じゃあトーキョーで毎日スタンバイしとく』


『健気すぎ』


健気なんて言われたことない

男の子を待つこともめったにない

会いたいから

単純な理由が今明確になりつつある


貴方のためだけになら


健気になってもいいよ



悪態をついて困らせたら

本当に困ってしまう貴方を

本当に愛しいと

思う
昨日…

空いてたのに
夜9時近くに
『もしかして東京にいる?』
ッてメール

もうちょっと早かったら
飛んで行ったのに…

変なプライド無しに
素直に
『逢いたかった』
『次は飛んでいきます』
とメールしてしまった私は

いつこんなに重い女になってしまったのでしょう
ビックリ

何故

一緒にプリクラを撮ろうと言ったのだろう

何故今夜ごはんに誘った?


全ていい風に考えるのが
最近調子いい



誰かのそばに

こんなにも居たいと思ったことはあっただろうか

自己満足でなく

この人のために

二十数年間積み上げて来た
意地や
プライドなんか
捨ててしまえる


蓋を空けたら
全て私が騙されていた

そうだとしても今はいい



だってこんなに傍に居たい

自己犠牲として
つよぽんについて。

合宿中も電話

『帰って来たら早く会いたい』
という

夕べ深夜2時にメール
『もうこっち帰って来た?
恋が始まったりしてない?』


いらつくほどの発言。



貴方は私の何に為ろうとす

私は貴方の何に為ろうとす



今日少し期待したの

貴方の急な呼び出しを

それに答えるために選んだのは

清楚を装った勝負着だった

私も似たようなものだと思った