夕べはサロン業務終了後に集まった千葉の仲間の皆さんと勉強会。
だいたい月に一度開催しています。
普段の耳つぼのお仕事ではなく、もう一つのライフワークと考えている活動です。
皆さん、お仕事を終えて集まり、雑談しながら持ち寄り夕食を済ませ、今回のテーマについての学びの時間。
長くお仕事でも携わっていらした方から、訳あって親御さんと暮らせない子どもたちの施設についてのお話を聞きました。
乳児院、児童養護施設、里親、ファミリーホーム…。約4万人以上の子どもたちがこのような施設で暮らしているそうです。近年は虐待により、親子同居ができないという理由が年々増加…。
さらに、そのことが心の健全な成長を妨げることになっている場合もあり、人間関係を構築できない子どもたちもおり、大きくなる過程で必要な治療や支援を、現状では充分に受けられていないそうです。
また、赤ちゃんの頃、優しく一人の人に抱っこされることが情緒を安定させ、その後の発達にも大きく関わるそうですが、乳児院にはたくさんの赤ちゃんがいて、なかなか一人一人に関われない…。そんなところに、抱っこしに行くだけのボランティアの活動もあると知りました。
ほとんどの施設が民間で運営されていて、なかには経営も逼迫している施設もあるようです。
私たちに何ができるだろうか?
そんな問いかけの中、すぐできるのは物質支援。まずはやろう!
でも…時間はかかるかもしれないけれど、虐待のない、愛ある家族、愛あるコミュニティーをあちこちに増やしたいよね、と、みなさん。
今回は20代の教師を目指す教育学部の方からリタイヤ後に農業をしながら町のコミュニティー活性化を図る60代まで幅広い方が12名集まりました。
やりたいことはたくさんあるけど、まずは知ることが大切ですね。とはいえ、まだほんの一握りです。
話はつきない様子でしたが、それぞれの電車に合わせて解散…。
私の日々のお仕事で関わるママさんたちにもお母さんの素晴らしさ、食の大切さを少しずつシェアしていきたいなあ。
みなさん、お疲れ様でした。