私が子供の頃の世の中には、
生まれ故郷の鹿児島県に行くのに
寝台特急「はやぶさ」でいきましたし、
スキーに長野に行くのに、夜行列車で
早朝着いたりと、
のんびりしたものでした。
何かのアクシデントで電車が遅れたりしても、
来るまでぼーっと待っていたもんです。
最近は、電車もバスでさえも
都心ではかなり正確に(バスは混雑するときもあるけど)
ほぼ、時刻表通りに運行しています。
さらに、携帯などの普及で
タイムリーに情報を得ることが出来ます。
食の世界でもファストフードが広がりをみせ、
さほど待つことなく食べ物が手に入ります。
テレビもリモコンでピッ、
エアコンもピッ、
べんりな世の中です。
しかし、反面、待つことについて
限界の時間が短くなっているような気がします。
銀行のキャッシュコーナーで、
やや古いパソコンの画面の前で、
待たされて、時折いらっとしている人を見かけます。
効果・・・についてもあるかもしれません。
すぐに結果を求める。
ダイエットもそうですし、子供の教育(習い事も含む)
なんかも、そうかもしれません。
プロセスにおいて適正な時間を要するものは、
待つことも大切です。
あ、でも某遊園地や人気ラーメンのお店の行列は
すごいですよね。何時間も待ってる人がたくさんいます。
これっと決めたものならば、待てるのかもしれません。
(私はこういうのに並ぶのは苦手ですが・・・)
この前、自転車で歩道を走っていたら
前を男女の中年の二人連れが歩いていたので、
ゆっくり、隙間が空くのを待っていたら、
男の人が気がついて、振り向くなり、
「電気つけろよ、このやろー」
としかられてしまいました。
(私は電気はつけていましたが・・・)
私が待っていたことが、なぜかその人の気に障ったようです。
「電気はついてますよー♪」
正直、びっくりしたのと、ちょっと気分悪くなったので、
元気よく大声で歌うように言いながら
通り抜けました。
おじさん、どうして怒ったのかな?
続く
こちらもみてね。
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