高級素材の「キュプラ」
レーヨンがシルクを目指して
作られた繊維であることは
以前ブログに書きましたが、
(読んでくれました
ブログ内にチラッっと出てきてます)
キュプラはレーヨンよりも
さらに絹に近い風合いの繊維として
作られました。
キュプラといえば「裏地」と
思われた方、正解です
静電気が起こりにくく、
スカートなどのまとわりつきを
軽減する特徴があるため、
裏地に使われることが多いです。
保温、吸湿性にも優れており、
強度が高くしわにもなりにくく、
鮮やかな発色と美しい光沢感など
レーヨン以上に優れている特徴を
多数持っているキュプラですが、
製造している企業が少ないため
希少性が高く、高価で
手に入りづらい生地でもあります。
世界でも数社しか製造していない
キュプラですが、
日本では旭化成(商標ベンベルク)が
生産しています。
高価なため高級スーツなどの裏地に
使われており、品質表示タグを見て
キュプラが使われていると、
なるほど高いわけだと納得するほどです。
さてそんな高価ながらも
素材としてのメリットが多いキュプラですが、
実はとっても身近な商品に使われています。
今あなたも着ているかも?
エアリズムです。
キュプラ入ってます
素材欄を見てみると、
しっかりキュプラと記載があります。
ビックリですよね
キュプラが入っているという驚きと、
それがこのお値段で買えるという
驚きと、ダブルでビックリ!!
素材を知ることで品質に対する理解と、
良いもの買えたな〜という満足感が
高まりますよね!ね!(圧)
UNIQLOのエアリズムへのこだわり、
キュプラの特徴がもっとよくわかる
2013年のユニクロの
プレスリリースをぜひお読みください
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/corp/press-release/2013/04/040510_airism_2.html