久しぶりに平城京跡に行ってきました。

前回行ったときは、「大極殿」が修復工事中でした。

その工事は昨年度（遷都1300年記念）に完成していましたが、行くチャンスがなかったので、今回が修復完成以来初めてになりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは朱雀門。平城京の中心部に入る門です。

ゆるキャラの「せんとくん」です。「きもかわいい」という奇妙なコメントで、なぜか人気があるらしい？？？キャラです。

ちなみに、今日は、脳梗塞のあと、初めて自転車に乗りました。

奈良観光は、レンタサイクルが便利です。うまく乗れるかどうかとても不安でした。当初はバランス感覚がいささか参っていたからです。でも日本に帰って、仕事などをしているうち、また「あやしの先生」に診ていただいているうちに、「もしかすると乗れるかも」という気持ちにはなっていました。今日、こぐのはゆっくりだったけれど、ちゃんと乗れて、とてもうれしかったです。

大極殿には、ボランティアの方がおられて、丁寧に説明してくださいました。

最近いろいろな施設に、かなりボランティアのガイドの方がいらっしゃる率が増えているように思います。けれども、進んで説明を聞こうとする人は、まだあまり多くないようにも思います。もっともそのおかげで、私たちはかなりの長時間ガイドの方を独り占めして、じっくりとお話をうかがうことができたわけですが。

もちろんボランティアの方にもよりますが、こちらがある程度知識をもっていると、より面白く詳しく楽しく解説してくださるように思います。そういう意味でも、やはり歴史的な遺跡などを尋ねるときには、あらかじめ勉強をしていったほうがいいですね。

大極殿というのは、儀式をおこなうところで、中央には天皇がお座りになる椅子があります。まだ、どなたも「正式」には、お座りになっていないそうです。

資料館もリニューアルされていました。以前に比べて、ずいぶんしっかりした資料館になっているように思いました。ただ、復元作業のようすがたくさん紹介されていたので、私としてはちょっと残念でした。それよりも歴史的なことの説明をたくさんにしてほしかったなあという印象でした。

でも春のうららかな日の、ゆっくりした一日でした。

平城京にいってきた