時間は短いし、シャローダイブばかりだけれど、
それでも、再びダイビングができるとは思わなかった。
始めるにはかなり勇気がいったけれど、
だんだん思い出してきた。
何が面白いのか・・・といわれるとつらいなあ。
ただ海の中の景色がすばらしい。
シュノーケルでも同じようなものだろうというけれど
なぜだか全く違うんだ。
シュノーケルでは、魚と目が合わないだろう。
小さいくせに、いっちょまえに向かってくるのもおもしろい。
(大きかったらこわい)
そして、コーラルの美しさは言うまでもない。
海に戻れて、なんともいえぬ幸せ感である。
このリゾートに腰をすえているので、
スタッフとはすっかり仲良しになった。
そして、毎回のボートも同じなので
ボートマンとも仲良しになった。(もっとも、英語が通じなくて意味不明である)

これが、いつもおせわになっているボート(バンカー)
そして、この子は、いつもなぜかついてきて、
しきりに手伝おうとしている子。
だんだん仲良くなってきたが、やはり英語が通じない。

少しでもお金を儲けようと思っているんだと思う。
最初の日は後をついてきて「money?」と言っていたけど
私がバッグの中身をみんなみせて何にもないとわかったら言わなくなった。
でも、今日この写真を撮るときにやっぱり「money」と尋ねてきた。
そんな暮らしをしているんだから、小さくても大変だ。
最初は4,5歳かと思ったらなんと10歳らしい。
言葉がわからないから、間違っているのかと思ったけれど、
リゾートのスタッフが聞き直しても、やっぱり10歳だった。4年生だそうだ。
ダイブの合間は一時間半ほどの休憩を入れるんだけれども
彼は退屈してきて、しきりに泳ごうと誘う。
しかたないので、しばらく一緒に入ったけれど、
飛び込んだり、潜ったり、と大変なことになった。
ダイビングより疲れたよ。
帰ってきたら、新しいお客さんたちがリゾートにきていた。
座ってパソコンをしていたら、いきなり、
「これを冷蔵庫にいれておいて・・・」とか言って近づいてきた。
へっ???私にくれるの????
いやいや、オーナーに間違えられていたのでした。
私の「フィリピンぶり」にも、いよいよ磨きがかかってきたな。