先日、娘と2人で自然観察会に参加して来ました。
NPO法人「森と人のネットワーク」が主催のイベントで、先生はプロナチュラリストの佐々木洋先生。
駅に集合し、会場となる公園へ徒歩で向かいました。
午前中は、公園で植物や生き物などのお話しを聞いたり、
みんなで生き物を探して実際に観察したりしました。
ウニョウニョ模様があるの。
何度か見かけたことがあったけど、
知らなかった!!
これ、看板に付いているカビなどを、ナメクジやカタツムリが食べて歩いた(這った?)跡なんですって!!
「梅・桜・桃」の花の見分け方。
花びらの先端が丸くなってるのが梅。
花びらの先端に「V」に切れ込みが入っているのが桜。
花びらの先が尖っているのが桃。
ほほぅ…
今までは見分けるのを諦めて人に聞いたりしていたけれど、今度からはよ〜く見てみよう。
落ち葉の下や、植え込みの中、木の葉っぱの裏などなど。
虫が苦手な娘は、「お〜い!虫〜!出てこ〜い!!」と言いながら歩き回っているだけで、
見付けるぞ、という気はさらさらありません。
その母(私)はというと、虫は得意ではないけれど、何か一つくらいは見付けたいと思い、
(見付かった時は大きな声で知らせると、グループリーダーが入れ物を持って来てくれるのです。触らなくてもOK。)
あっちにかがんでみたり、こっちを覗き込んでみたりと、試みはしたけれど、
何一つ見付からず。
私が鳥だったら、この季節に間違いなく飢え死にすると思う。
良いお天気ではあったけれど、まだ「暖か〜い!」とは言えないこの季節にも、
何種類かの虫を見る事が出来ました。
梅の木にはアカホシテントウがいたり、ムカデの仲間や、カタツムリの小さな小さな赤ちゃんがいたり。
生き物や植物の色々なお話しを伺いながら、とても楽しい時間でした。
うちの娘、お弁当というと必ず、茹でブロッコリーを御所望なのだけど、
何も付けずに食べるのが好きです。本当に茹でただけ。
食べる事が大好きです。
お弁当の後は、公園から少し歩いて移動し、市民センターへ。
午後は、佐々木洋先生と人形遣いの「おいけや金魚」さんのコラボで、
楽しい生き物のお話しを伺いました。
おいけや金魚さんは、一昨年、娘の保育園の保護者会主催の出し物で公演して頂いた、「音旅舎」のメンバーで、
私はすっかりファンになり、あれから何回か公演を拝見させて頂いています。
今回の自然観察会も、インドア母さんなりに娘と自然の中で楽しく過ごしてみたい、という想いと、
おいけや金魚さんの「たぬきのゴンベ」を観たかったことから申し込み参加しました。
佐々木洋先生とたぬきのゴンベのコンビはとても楽しかったです。
たぬきってどんな動物?というところから、
蝶々はどんなふうに蝶々になるのだろう?
など、生き物の生体について、お二人の面白い掛け合いの中で語られていきました。
質問コーナーでは、娘も手を上げて質問したり、
最後まで前のめりで夢中になっていました。
「たぬき寝入り」や「 たぬきに化かされた」などと言われる元となったたぬきの習性や、
芋虫は蛹になると中で液体化し、ガラリと形を変えて蝶々になる、という話しなど、
知らなかった事が沢山で、とても興味深く楽しかったです。
またこういうイベントに娘と参加したいなと思いました。
佐々木洋先生と、おいけや金魚さんとゴンベと。
なぜかちょっと照れる娘。