yununoのブログ

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ご挨拶

お久しぶりです。yununoでございます。去年から引き続き、喘息治療の真っ只中におります。そんななかで、昨年末亡くなった父の相続関係の処理に追われる日々を過ごしておりました。なので、こちらのブログの処理については放置状態に…退会して全削除も考えましたが、いただいたものや差し上げたものもありますので、とりあえず下書き保存にして取り下げていこうと思っております。（他のマスタ様との企画ものは一応残します）体調のいいときに少しずつですので、いつ作業が終わるのか。まあ、yununoのことですので気まぐれに光速で終わらせるかも知れませんが。作文の超苦手なyununoがまさかお話を書いて、多くの方々に読んでいただくことになるなんて思いもかけないことでした。病気になる直前の目の回るような仕事の忙しさや病気などが、自分の中の二次創作への熱意を徐々に奪っていったように思います。そのため、中途半端になってしまったもの、完結できなかったもの、お約束していたのに書けなかったものが多々あります。ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした。二次創作をしていなかったら経験できなかったことを経験できて本当に楽しかったです。これからは少し離れた場所から１読者として皆様のお話を楽しませていただきたいと思います。今まで本当に本当にありがとうございました。2021年7月15日yununo拝

アメンバー限定記事お久しぶりです

お久しぶりです

お久しぶりです。yununoでございます。喘息は回復途上ではありますが、少しずつできることが増えたり、発作が減り夜眠りやすくなったりしてきました。さて、私は約10年前に母を亡くし、それから父親と2人暮らしを続けてきました。そんな父が6月に身体の具合が悪いと病院に行ったところ、末期のすい臓ガンと診断されました。その時点での余命は長くても年内。早ければ秋までももたなかったかも知れないというものでした。また、腫瘍が大きいため手術は不可能で、治療は抗がん剤治療のみ。しかし、それを行っても、余命を1年延ばせるかどうか…父は元々、延命治療を考えていない人です。ただ、私を含む子供たちの気持ちを汲み、また、20年来お世話になっているお医者様から1度受けてみても良いのではと言われ、8月末に抗がん剤治療を受けました。副作用はほとんどなかったのですが、やはり抗がん剤治療の継続はしたくないと父から言われ、私たち姉妹は本音は継続して欲しいけれども、父が考え抜き決めたことならば受け入れると父に伝え、その後は緩和ケアへと移行しました。幸い母がお世話になった緩和ケアを熱心にしておられるお医者様が身近にいらっしゃったので、そちらにすべてをお任せすることにしました。しかし、9月に肺炎を発症。一旦退院したものの、11月の始めにガンの進行（転移）による激しい腹痛を訴えるようになり、自宅での介護は無理と判断。再び入院生活を送ることになりました。6月以降、抗がん剤治療のときも含めて半分以上の期間、入院生活を送っています。現在のコロナ禍において面会は制限され続け、父の様子を見ることも叶わず、電話やLINEだけがコミュニケーションを取る唯一の手段でしたが、それも、段々難しくいきました。スマホが重いと言い、スマホを持って文字を入力するという作業はできなくなりました。（電話で話すことはできるのですが）↑ここまでを11月初旬に書いていました。その後、11月に入院した病院から、父が積極的な治療を望まず、その意思を尊重し治療を行う予定がないため、自宅へ戻るか転院するよう言われました。三姉妹で話し合い、自宅での介護は難しいと判断し、今月初めからホスピスに転院しました。ホスピスに入院した時点で、ホスピスの先生には残された時間は、2～3週間程度と考えて欲しいと言われました。それは6月にも言われていたことでもあるので、ある程度の覚悟はできていたつもりでしたが、いざとなるとやはり厳しいものに感じてしまいます。父は残される私をとても案じて『お父さんでもいないよりは良かっただろう』と言います。今この時になって『いないよりいい』ではなく『いて欲しい』のだということに気づきました。正直、母と2人の方が楽…などと思ったこともあります。でも、当たり前のように父がいてくれて私は本当に幸せだったのだと思います。今になって気づくなんて、なんて親不孝な娘なのかと愕然とする自分がいます。幸いにして、現在は短時間であるものの面会を許されているので、毎日父の顔を見て、『いないよりはいい』ではなく『お父さんが苦しいのは嫌だけれど、いて欲しい』ということをできるだけ伝えるようにしています。日に日に弱っていく父を見ること、自分の死後に私がしなくてはいけないことや、父が私にして欲しいことを冷静に話すのを聞くこと。そのすべてが辛いです。でも、1人ぼっちで病室に一日中いるということをさせたくないし、私が顔を見せることで少しでも心穏やかになれるのならば、本当に細やかではありますが、父への親孝行になるのではと思い頑張っています。長くなりましたが、そんなわけで退会手続きは当分進めることができません。父に関するすべてが終わってから、ゆっくりと進めることになります。今は、父との１日１日を大切に過ごしていきたいと考えています。では、かなり早いですが、みなさまの新しい年が良い年でありますように、心よりお祈り申し上げます。また、いつか。令和2年12月14日yununo拝

ずっと君と生きていく②

山崎由布子様、お待たせいたしました。2話目をやっとアップできました。恐らく、あと1～2話で終わるかと思います。予定は未定ですが😅次のアップも気長にお待ちくださいませ彼から発せられた言葉が、瞬間、理解できなかった。だから、私が返したのは、ひどく間抜けな音のみだった。「は？」『だからね、来月から日本に拠点を戻すことになったから。』「な…んで？」彼の母国での仕事は順調そのもの。今さら、日本へと拠点を戻す必要などないはず。『エージェントと話してね、これからは依頼をひとつひとつ吟味して、本当に演じたいと思うものだけに出演しようってことになったんだ。こちらでの仕事の基盤は出来上がったからね。だから、拠点がアメリカでなくても問題ないんだ。』そうは言っても、彼は世界のトップ俳優だ。仕事のほとんどはアメリカですることになるはず…『日本での仕事は、LMEが管理してくれるんだ。マネージャーは社さんがしてくれるって聞いてる。こっちのエージェントとLMEが提携していて良かったよ。』「蓮さん。考えすぎならごめんなさい。もしかして、拠点を戻すのは、私のせいですか？私が原因なら考え直してください。私は大丈夫ですから。」『……』しばらくの沈黙の後、深いため息が聞こえてきた。そうなんだ。彼がせっかくアメリカで頑張ってるのに、私が変に寂しがるから。だから、彼は拠点を戻すことにしたんだ。やっぱり、私は彼の足を引っ張る存在なんだ。『言うと思った。』「え？」『'私は大丈夫です'って。』「本当に大丈夫なんですもの。私は蓮さんを信じてるから。」『俺は全然大丈夫じゃない。キョーコが俺のそばにいないんだから。このままだと仕事に影響する。』仕事に対してストイックな彼が、そんなことになるなんてあり得ない。きっと私が気にしないように……『俺、去年のクリスマスに言ったよね？俺の１番そばにいるのはキョーコで、絶対に離さないって。』「でも……」『そう言えば、あの時、俺が抱き締めていないと浮気するって言ったよね？』「っ……！そんなことするわけないです！私には蓮さんだけです！」『うん。知ってる。だけどね？どんどんキョーコがキレイになっていくのを見てると、俺だって焦るんだよ？他の男にちょっかいを出されていたらどうしようかとか思うんだ。でも、そんなのはただの理屈で、俺がただただキョーコの側にいたい。キョーコと一緒に高みを目指していきたい。向こうでの仕事が安定した今、それは日本でもできることなんだ。』'一緒に高みを目指す'その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かが変わっていく気がした。

ずっと君と生きていく①

何年越しでしょう。山崎由布子様、大変お待たせをいたしました！！リクエストの続きでございます。長らく書いていなかったせいか、書き方がわからなくなってしまいました😓そしてですね……えーっと、今回では完結させられませんでした！！(≡人≡；)続きは、また気長にお待ちいただくことになりますが、どうかご容赦を！！『貴方に抱き締められると』『いつでも、いつまでも君を抱き締める』このお話の続きになります。『本気か？』聞かれたのは、それだけ。簡潔にyesと返事をすると、彼は微かに笑いを含んだ声で、了承したことを告げ、話は終わった。あとは、俺が何も言わなくてもうまくやってくれる。少々やり過ぎるきらいはあるものの、彼は俺が本気で伝えた言葉には、いつも本気の言葉と行動で応えてくれた。だから、何も心配する必要はない。俺がすべきことは、こちらでの残された仕事に全力を尽くすことと、今回の決断を彼女に伝えることだけだ。本音をキレイに隠してしまえる最愛の恋人。彼女はきっと、自分のためならやめてくれ、自分なら大丈夫だと言うのだろう。きっと、色々と押し問答があるに違いない。が、俺は彼女に我慢なんてさせるつもりはないし、今回の決断を翻すつもりもない。日本に戻る決断をしたのは、彼女のためだけではなく、俺自身のためでもあるからだ。母国へ戻ってから取り組んだ仕事は、どれもやりがいのあるものばかりで、吸収できることも数多くあった。でも、仕事をやり終えた後に残るのは、愛する人がそばにいない寂しさ。そして、その言い様のない寂しさは日々募っていくばかりだった。彼女にこちらに来てもらうことを考えたことがないわけではないが、日本でトップ女優としての地位を確立した彼女に、俺を優先してくれなんて言えるはずなんてなかった。それならば俺が戻ればいいと考え始めていた頃の彼女の浮気発言で、俺の気持ちは固まったのだった。クリスマス休暇の後、すぐに俺はエージェントと拠点を日本に戻したいと話した。俳優としての基盤を築けた今、どちらを拠点にしようと大して差はないと考えていると伝えると、エージェント側も、これからは依頼を吟味し、作品に選ぶようにした方がいいのではと考えており、仕事があるときだけ戻ってくるスタンスで構わないとい言ってくれた。もちろん、日本に戻ることは両親にも話した。以前のように、2人の気持ちを考えずに母国を離れるということをしたくなかったからだ。なかなか会えなくなるのは寂しい。でも、俺の幸せへの第1歩だからと、母も笑って背中を押してくれた。そう。今回の旅立ちは、前とは違う。愛する女性（ひと）と生きていくための旅立ちだ。彼女は俺の幸せの源だから。彼女のそばが俺の生きる場所だから。俺が俺らしく生きていくには、彼女が必要だから。だから、あまり怒らないで聞いてくれたらいいんだけど。

いつでも、いつまでも君を抱き締める

去年のキョコ誕でUPした短編に、素敵マスター山崎由布子様より心をくすぐるコメントをいただきました。なので、頑張って蓮さんバージョンも書いてみたのですが、超短っ！！な感じに。でも、このまま続けると長くなりそうだったので、無理やり終了させました。山崎由布子様、この話、もう少しだけ続きます。次がいつと言えないのですが、今月中には・・・と思っております。どうぞお付き合いくださいませ。俺がなかなか会えないことを謝ると、君が必ずいう言葉。あなたを信じているから、大丈夫ですよ。確かにそれは君の本心ではあるんだろう。でも、その声や表情にはいつだって寂しさが見え隠れする。俺はそんな君を見て、すごく無理をさせているんじゃないかと思うんだ。でも、それでも、俺は君を手放すことなんてできないから、君の言葉に甘え続けている。でもね、それじゃダメなんだよ。君に無理をさせ続けちゃいけないんだ。君に悲しみとか寂しさを感じさせるなんてあっちゃいけない。だって、俺は君を誰よりも幸せにしたいと、心から思っているんだから。だから。俺は決めたんだ。去年のクリスマス。あまり抱き締めてくれないと浮気をすると言った君。たとえ、本気の言葉でなくても、嫉妬に駆られた俺は、不機嫌を隠さずに君を抱き締めた。そう。あのときに決めたんだ。君のそばに帰ることを。ねえ、キョーコ。いいよね？君のそばに戻っても。役者として生きていけるのなら、アメリカでも日本でもどちらでも構わない。たとえ、役者を続けられなくなったとしても、俺は君と共にあることができるのなら、どんな場所でも生きていけるし、何だってできる。もう少しだけ待たせてしまうけど、君のそばに戻ったら、ずーっと君に張り付いて、父親譲りの重量級の愛を捧げるから。

貴方に抱き締められると

今日はキョコ誕ですね。仕事納めに向けバタバタしているのですが頑張って書いてみました。ラブラブ度は低めかも？クリスマスなのに……(￣▽￣;)最近、<山に風>と書くグループではなく、<近畿のこども>な人たちのベスト（今月始めに発売されたベストと今年始めに発売されたバラードベスト）をよく聞いています。その中でも、バラードベストに収録されている『愛○かたまり』が、頭の中でループし続けています。そんなわけで、その曲をベースに書いてみました。何気にキョーコちゃんっぽい？って感じたんですよね～では、どぞっ！今年もクリスマスがやって来た。街には華やかなイルミネーションと楽しげな音楽が溢れている。みんながいつもよりちょっと浮かれているのに、ほんのりと寂しさに囚われている私。それは誰よりも大切な恋人がそばにいないから。彼は恋をすることに怯える私に言葉を尽くし、ガチガチに凍り固まった私の心を溶かしてくれた。そして、先輩と後輩の名の私たちの関係を、恋人という名のものに変えた。その彼が本来の姿に戻って母国での活動を始めたのは2年前。もちろん、日本でも活動はするけど、軸足は完全に母国へと移してしまったから、この2年で会えたのは片手で足りるほど。そんな、なかなか会えない日々の中でも、彼は私から不安を取り除くように、色んな方法で愛を伝えて、恋をする悦びを与え続けてくれている。それでも、会えないのはつらい。もっと声を聞いて、彼の温もりを感じたいと思う。「ねえ、やっぱり寂しいですよ。」誰にも聞こえない呟きをもらした瞬間、彼が纏っていた香りが鼻孔を擽る。香りの主を探して振り返ると、そこには似ても似つかないひと。彼ではないことに軽く失望を感じるのも、すっかり日常になってしまった。いつになったら会えるのか。不安からか絶対にできるはずもないことを、さっきより大きめの声で言ってしまう。「あんまり抱き締めてくれないと、浮気しちゃいますよ？」本当にできるはずもない。私のすべては彼の為に存在しているから、彼以外の人の為に何かをするなんてあり得ない。でも、焼きもち大魔王な彼には、こんな冗談も通じなくて、時々ケンカになったものだ。「俺はキョーコを他の男に触れさせるつもりなんてないから。」顔を見なくても不機嫌とわかる声が聞こえると同時に、私を思い切り抱き締める腕の温もり。それは私がすべてを預けられる唯一無二の温もり。さっきまでの寂しさはどこかに吹き飛び、喜びが溢れ出す。「貴方が抱き締めてくれるたびに、貴方と出会えて良かった。貴方じゃなきゃ嫌だって心から思うんです。心臓はバクバク言って大変なんですけどね。」クスリと笑いながら彼に伝えると伝わってきたのは、彼の軽く息を飲む音と、私を甘やかすような優しい声。「誕生日おめでとう。キョーコ。……俺のいちばんそばにいるのはキョーコじゃなきゃだめだ。絶対に離さないからね。」「ありがとう。よろしくお願いします。蓮さん。」私の言葉に更に抱き締める腕の力が増した。その力強さに身を任せ、そっと空を見上げると、祝福の雪が舞いはじめていた。来年もその先もずっと一緒に、ね

届かない夢の先

こんにちは。yununoでございます。もうすぐ、72時間ホンネテレビが放送されますね。だからってわけでもないのですが、SM○Pのバラードの中では1,2を争うくらいお気に入りの「好○よ」という曲が頭を離れません。ユニゾン・ハモリ部分が全くないという異例（って言っていいのかな？）の曲。でも、この曲の空気感が大好きなんです。ゆったりとして、でも、どこか哀しく切ない。不思議な曲です。いろんな意見があるかとは思いますが、もう1度だけでもいいから、5人そろってのライブが見たかった。それが私の偽りのない気持ちです。でも、5人がこれが最良の道だと考えて、今の道を選んだのなら、ずっと応援していきたいと思います。思うのですが！そうは言っても、やはり寂しいのですよ。こうなった原因が誰なのかとか、なんなのかとか。本当のところなんて本人たちしかわからないし、今さら言うことではないのかもしれないけど、とにかく寂しい。そんな中で浮かんだ小話です。「好○よ」から思いついたものですが、曲の内容に添ったものではなく、この曲の雰囲気だけでもなんとかと思い書いてみました。雨がしとしとと降り続けるこんな日は無性に寂しい気持ちになる幼いころ、ひとりぼっちで母を待っていた記憶がよみがえるからあのころ、心もからだも凍えて仕方がなかったでも、そんなことを言うと皆が嫌な顔をするかも知れないって思って、「大丈夫。大丈夫。」とコーンを握りしめながら耐えていた今もこんな日は寂しい母を思い、寂しさに耐えるということはなくなったけど、今でもコーンを握りしめ「大丈夫。大丈夫。」と自分に言い聞かせるのは変わらない心を許せる人は増えたけど、やっぱり私の心はどこか孤独だこんな時、私は彼を望んでしまう優しい声　まなざし　腕　温もり　香り五感のすべてで彼を感じたいと思う好き　ずっと一緒にいたい　ほんの少しだけでいいからそばにいて欲しい手を伸ばしても届かないひとに向けて夢の中だけでも伝えることができたらいいのに

書き散らかし～その13～

ご案内ここに書かれているのは、隙間時間にポチポチ・・・カタカタ・・・したものです。続きを書くかどうかは、すべてyununoの気分しだい・・・←万が一、続きを書いた場合は該当のテーマへと区分します。そのため、目次ページには記載されません。あらかじめご了承くださいませ。こんばんは。yununoでございます。以前記事を書いたのはいつか。考えるのはやめようと思うくらい前ですね。書き散らかしの前書きを書いたのも、本当にひさしぶりです。ふと、気が向いたので書き散らかしてみたものの、どうやってお話を考え、どうやって書いていたのかサッパリ思い出せない状況に驚愕！！おまけに暗そうな話になってしまいました。きっと続きを書いても、バッドエンドになりそうなシロモノです。そんなのでよろしければ、どうぞご覧下さいませでは、またお会いする日まで！！「敦賀さんは、私のことが好き、ですか？」なんて質問を投げかけるんだろうね、君は。好きじゃないと言えば確実に傷つけるだろう。好きと言えば怯えさせるだろう。だって、俺の君への執着に果てはなくて。誰よりも大切な人なのに、傷つけて泣かせてしまいそうで。だから、このまま先輩としての仮面を被り続け、当たり障りのない関係でいようと、一線を引いたのに。でも、そんな小細工なんて君には何一つ通用しなくて。俺の引いた線なんて、最初から存在していないかのように、俺の傍らにやってくる。ねえ。もっと俺を警戒してよ。俺なんかを信用しないで。君が思っているほど、俺は大人じゃないし、自制が利く人間じゃない。「敦賀さん？・・・あの、聞こえましたか？」無防備な君。俺の執着を解放してしまうよ？俺の想いのすべてを受け止めてくれるよね？あきらめて。俺はもう君を離してあげられない。「君はどうなの？俺のこと・・・好きなの？」ピクっと揺れた彼女の肩に気づかないふりをして、言葉を続ける。「俺は君のことが好きだよ。誰よりも大切だ。」「・・・っ。」「俺の想いを解放したのは君だ。覚悟して。絶対に離したりしないから。」

overture

お久しぶりです。b○ck numberがヘビーローテーション中なyununoでございます。みなさま、お元気でしょうか？yununoは早々に花粉症の症状が出始め、今年はどうなることやら心配です。さてさて、2月10日は蓮さんのご生誕祭でございますねめでたい＼(^o^)／んなわけで、短ーーいお話を1本書きました。書き方をすっかり忘れている為、駄文に拍車がかかっておりますが、そこはご容赦を！！ちょっぴり乙女な蓮さんにしたつもり…しばらくは寒い日が続きそうですが、みなさま、お風邪など召されませんよう。では！！ お誕生日おめでとうございます。ただ、それだけが記されたメール。絵文字を使って送れと、脅さんばかりの勢いで言ったのに、結局は文字だけ。彼女も忙しいのだからと、自分に言い聞かせてみても、沸き上がるのは寂しさ。いったい、いつになれば君との距離は縮まるのか。自分の不甲斐なさを棚にあげて考えてしまう。ねぇ。君は、男としての俺のことなんてどうでもいいって思ってるのかな？俺だけが君への思いに絡めとられていくだけなのかな？ブーブー ブーブー深く思考に沈んだ耳に届く音。ディスプレイに浮かび上がった、君の名前に息を飲む。あわててタップすると聞こえてきたのは愛しい声。『今、よろしいですか？』柔らかな君の声をもっと聞きたくて、大丈夫と一言だけ。『お会いしたいんです。決心したことがあって…その…私の話を聞いていただきたいんです。』「俺でいいの？」培われた君への学習能力が発揮され、つまらない質問をポロリとこぼす。『…敦賀さんでなくちゃ、意味がないんです。敦賀さんにだけ聞いてほしい。』ドックンドックンとあり得ないほどに響く心臓の音。君との距離を縮めるチャンス到来って喜んでいいよね？君への学習能力なんて、宇宙の果てに投げ捨てていいよね？そして、呆れるくらいに君を求めていいよね？うん。いいことにしてしまおう。自分が生まれてきたこの日くらいは、わがままにね。俺を無表情にするかわいい顔で、君は許してくれるに違いないから。

書き散らかし～その12～

復活にはまだまだ程遠いですが、久々に書いてみました。すっかり書き方忘れたご案内ここに書かれているのは、隙間時間にポチポチ・・・カタカタ・・・したものです。続きを書くかどうかは、すべてyununoの気分しだい・・・←万が一、続きを書いた場合は該当のテーマへと区分します。そのため、目次ページには記載されません。あらかじめご了承くださいませ。★☆★☆★☆★☆★☆★☆彼は幸せな恋を諦めた。私は幸せな恋を遠ざけた。ある意味、とても似たふたり。そんなふたりを神様がかわいそうに思ったのか、今、ふたりは一緒にいる。そして、幸せな恋を分かち合っている。この先、この恋がどう転ぶかなんてわからない。でも、バッドエンドに至ったとしても、前みたいなことにはならないと思う。「失恋しても復讐しようなんて思いつかないだろうなぁ。」「誰が失恋するの？」「え？私？」「・・・・」あらら。久々の大魔王様のご登場だ。いや、こんなこと言えば、こうなることはわかってはいたんだけどね。「怒ってるの？」「・・・失恋なんてさせない。」「はい？」「失恋もしない。」「・・・」「俺を捨てたら・・・」「ら？」「頼むから一緒にいさせてって懇願するくらいに・・・泣くよ？テレビカメラの前で。」「・・・」

しあわせ【フリー】

【フリー期間は終了しました】デビューして数年。疎遠だった母と少しずつ歩み寄りできるようになってきた。今でも滅多には笑ってくれないけれど、私の仕事を認めてくれて気にかけてもくれている。あの俺様幼馴染とも和解して復讐とかいう不健康な考えはなくなっていった。なんでも相談できる兄妹のような関係・・・というのが1番近いかも知れない。それに伴って、敦賀さんへの自分の気持ちを素直に白状することもできた。以前なら何かと突っかかってきただろう幼馴染は、たった一言そうかと言っただけで、仲居がどうとか言うことも一切なかった。お前が落とせる相手じゃねぇだろ？そう憎まれ口を叩いたくらいだ。幼馴染みに落とせる相手じゃないと言われた彼は、今、私のそばにいる。そして、いつもいつも暖かい温もりを私に与えてくれている。「俺はキョーコが笑っていてくれさえすれば、本当に幸せなんだよ。」「私も敦賀さんが笑ってくれていれば、幸せなんです。」「クスッ。じゃあ、お揃いだね？」そう言って、この世のものとも思えないくらい艶やかで、優しい微笑みを見せてくれる。苦しいことも悲しいこともたくさんあった。嬉しいこと楽しいことも。それはこれからもいっぱいあるんだろう。でも、何があろうと私の傍らには愛しい貴方がいるから。だから、私はきっと幸せ

君という奇跡と

１日違いのお誕生日パーティーでもいいのだと笑った君。今はたくさんの人々に祝われているね。それは君が何事にも誠実に取り組んできた、当然と言えば当然の結果。でもね。本音を言えば、俺だけが君の生まれた日を祝いたいんだ。そんな自分本位な考えを押し込めて、恒例となっている薔薇の花を贈った。「敦賀さんからの薔薇、とても嬉しいです。心がポワッと暖かくなって……本当に幸せな気持ちにしてくれるんです。」そう言ってはにかむ君。そんな可愛いことを言わないでくれないか？君を抱きつぶしてしまいそうになるから。「敦賀さん？」無邪気な瞳で見つめる君。そんな目で見られたら……俺は君への想いを隠しきれなくなる。「俺はね、最上さんのことが好きなんだ。どうか、そばにいて欲しい。」君にだけ聞こえるように囁けば、みるみる内に溢れ出す綺麗な涙。「私、夢を見てるんですか？」「夢じゃないよ？心から君のことが好きなんだ。」君が俺の想いを受け入れてくれるようにと願いを込めて伝える。すると、君は涙を拭いながら静かに微笑んだ。「私もそばにいたいです。この薔薇、敦賀さんがくださったから、幸せになれたんです。敦賀さんじゃなきゃダメなんです。」返ってきた言葉に、たまらず君を腕の中に閉じ込めた。「俺も最上さんじゃなきゃダメだ。お願いだから、俺と一緒に歩んでいこう？」「……っ。はい。」君の生まれた聖なる日に、奇跡が舞い降りた。★☆★☆★☆★☆★☆キョコたんメリークリスマスそして、お誕生日おめでとう

書き散らかし～その11～

何が書きたいのかまったくわからずとりあえずupしちゃえーー！ご案内ここに書かれているのは、隙間時間にポチポチ・・・カタカタ・・・したものです。続きを書くかどうかは、すべてyununoの気分しだい・・・←万が一、続きを書いた場合は該当のテーマへと区分します。そのため、目次ページには記載されません。あらかじめご了承くださいませ。○●○●○●○●○●好きこの短い言葉にどれだけの想いを詰め込めるんだろう。もう詰め込めるだけ詰め込んであの人に差し出したいのに、自分の想いの半分すら伝わらないような気がするの。「貴方が好き。……貴方だけが好き。……世界で一番貴方が好き。貴方の全部が好き。」足らない。全然足らない。あの人は、いつも私に惜しみなく愛情を与えてくれてるのに……コンコン……「あ……もう時間……なんだ。」まだ、伝える準備なんてできてないのに。なんて言えば喜んでくれるのか、私の想いをすべて伝えられるのかわかってないのに。「キョーコ、いる？」「は、い……」貴方と新しい1歩を踏み出す日なのに、なんて言えばいいのかわからないなんて。「キョーコ？」「クオンさん。」「ん？」「貴方が好きです。世界で一番貴方が好きなんです。お仕事してるときの貴方も、ちょっと大魔王な時な貴方も、私をとろとろに甘やかしてくれる貴方も、厳しい言葉をくれる貴方も。貴方のすべてが好きなんです。」「……！！」「だから、明日も明後日もその次の日も…ずっとずっと一緒にいたいです。不束者ですがよろしくお願いします。」

私のスケジュールは彼のために

セーちゃんこと魔人先生がコメ欄にサラッと書いていたリクエストをup。書いたよ～こんな感じで勘弁！！○●○●○●○●○●「キョ、キョーコちゃん！」ったく、今度は誰よ！私は敦賀さんのところへ行くの！邪魔しないでちょうだい！鬼の形相で振り向いた先にいたのは、ブリッジロックのリーダー光さん。お世話になってる先輩の中の１人だけど、今はそれどころじゃない。必死にイライラを隠し応対するけど、多分微妙に早くしろオーラが出ていると思う。「お疲れ様です。何かお急ぎのご用でしょうか？」「あ、あのね。その……ね。キョーコちゃん、あのさ……」イラッ！！とっとと用件を言ってくださいってば！また、敦賀さんがお昼を召し上がれないじゃないですか！ここ最近、私が敦賀さんのところへ行こうとすると要らぬ邪魔が入るのよ。「あのね、もしよければね……その、あの…」ブチッ！！「よければ何なんですか？！とっとと仰ってください！急いでるんです！！」「キョーコちゃん……ご、ごめんなさい。グスッ。」「もう行っていいですか？！」「は、はい。…じゃなくて！キョーコちゃんの急ぎの用って何？」ギロッ。なんでそんなことをイチイチ説明しなきゃいけないの？！「敦賀さんのところへ行くんです！早く敦賀さんのところへ行きたいんです！！」「敦賀くん？」「いけませんか？！」「そっか…敦賀くんなんだ。ごめんね。邪魔して。早く敦賀くんのところへ行ってあげて？」「はい！失礼します！！」やっと終わった。私の予定聞くだけなら、サクサクと聞けばいいのに！！「敦賀くんなんだ…あーあ、失恋かぁ…」終わっちゃう！早くしないとお昼ご飯が終わっちゃう！！パタパタパタパタ…………「敦賀さん、いらっしゃいますか？！」「え？最上さん？！」「お食事は？お食事はまだですね？！」「う、うん。」「よしっ！間に合った！！」持ってきたバッグの中から、敦賀さんのために作ったお弁当を次々と取り出していく。そんな私の行動に敦賀さんも社さんも目を丸くしている。「同じスタジオで撮影だとお聞きしていたので、お弁当の用意をしていたのですが、なんだか毎日のように邪魔が入って！」「邪魔？」「ええ！ことごとく"少しいいかな"って呼び出すんです！聞いてみたら"食事を一緒にどう"とか、そんなことばっかりで。」「へぇぇぇ。」「ひっ…………！！！」ん？社さんの顔色がデッドブルーだけど大丈夫かしら？「今日もブリッジロックのリーダーさんが、私の予定をお聞きになるためだけに呼び止めてきたんです。」「ふーん。」「早く敦賀さんのところへ行きたいので邪魔しないでくださいって、ぶっちぎってきましたけど！」「早く俺のところへ？……そう、なんだ。そっか……ありがとう。」「いえ！さあ、胃に優しいものばかりですから、少しでも召し上がってください！」パタン……「社さん？」小さく鳴ったドアの音。社さんが楽屋の外へと出ていったみたい。社さんの分のお弁当もあるのに。「なんだか、電話みたいだよ？」「そうなんですね。社さんには申し訳ありませんが先にいただきませんか？」「うん。……ねぇ、最上さん。」「はい？」「俺、最上さんの作ったご飯だけをずっと食べたいんだけど。」「は？…………っ！！」いつの間に？！いつの間に夜の帝王が！「その事について、ゆっくりじっくり話し合いたいんだけどどうかな？」「……………」なんでこんなことになってるのかしら？もしかして「毎朝、君の作った味噌汁が飲みたい」的なことを言われてるの？………………いやいやいやいや！！「ん？それで間違いないよ？いずれは君の作ったお味噌汁を毎朝飲めるようになりたいって思ってるよ？」「まさか………本気………ですか？寝ぼけたり、酔っぱらってたりしてないですか？正気ですか？」「うん、もちろん。本気だよ。寝ぼけても酔っぱらってもいないし、至極正気だ。」あまりのことにクラクラしてきた。「あの……ありがとう…ございます。」「クスクス。どういたしまして。でね？とりあえず、そこに辿り着くための話をしようね。OK？」「はい……ぜひお話させてくださいませ。」満面の笑みを湛えた敦賀さんにお腹いっぱいで、今日のお昼ご飯は何も喉を通りそうにない。グダグダでごめーーん☆目次☆短編＆長編☆目次☆シリーズ☆目次☆企画☆目次☆捧げもの＆フリー

真っ赤な馬車に乗って

yununoが追っかけさせていただいております、素敵女子なマスター某チカさま（某の意味はまったくないような…？）より、リクエストを頂戴いたしました。チカさま、こんなのになりましたけど～○●○●○●○●○●あれ？見慣れない車に緊張が高まる。高級車ということはわかる。でも、恋するあの人の車と微妙に違うフォルム。車に詳しくない私でもわかるその違い。後部座席がないのよね。敦賀さんのは後ろに座れたもの…足早に横を通り過ぎようとしたその時、少し低めのテノールが私を呼び止めた。それは聞こえるはずのない声。私の大好きな人の声。「最上さん。」その声に一瞬にして舞い上がる私は重症なんだろう。声がした方に振り向くまでに、顔がユルユルととろけてくるのがわかってしまう。「今帰り？」敦賀さんの眩しいまでの笑顔に、心臓はどうしようもなくはね上がる。「敦賀さん、お疲れ様です。お仕事は終わられたんですか？」よろこびに浮かれている気持ちをひた隠して尋ねる。「うん。今日は早く終われたんだ。だから、最上さんに会いたくて。」この人は私を勘違いさせる言葉をサラッと言ってしまうからたちが悪い。「あんまり勘違いしちゃうようなことを言っちゃダメですよ？」「勘違いって？」「そんなことを簡単に言うから遊び人だって思われちゃうんです。私じゃなかったら、敦賀さんに好かれてるのかもって思っちゃうところです。」そう。勘違いしちゃダメ。敦賀さんには好きな子がいるんだから。それは私じゃないんだから。「勘違い…じゃないよ。俺は本気だ。本当に最上さんに会いたかったんだ。」「つる……」「好きなんだ。君のことが。…だから、どんな理由をつけてでも会いたいって思う。」「理由？」「ああ。今日の理由はこれ。」敦賀さんの視線がツイッと車へと向けられる。「車、ですか？」「うん。君が車にたいして興味なくても、いつもの車と違うことはわかってくれるかなって。…そうしたら、どうしていつものと違うのか理由を聞いてくれるだろ？」「は…い……？」「君と交わせる会話、たとえそれが些細なものでも、俺は幸せだから。」ほんのりと頬を染めた敦賀さんから、ゆっくりと見慣れない真っ赤な車へと視線を移す。よくよく見てみれば、あまりにも有名な跳ね馬が車体の前部に存在した。「この車、どうしたんですか？」「ん？そりゃもちろん買ったんだよ？」「前の車、そんなに古くないですよね？」「ああ…あれは仕事用でこっちはプライベート用。」「はい？」「あっちだと君は必ず後部座席に乗っちゃうよね？だから、それを阻止するために買ったんだ。最上さんには俺の隣にいて欲しいから。」「そんな理由で？」私の言葉にむぅと不服そうに眉間にシワを寄せる敦賀さん。なんで？なんでご機嫌ななめ？「そんな理由、じゃない。好きな子が隣にいてくれないと寂しいんだよ。俺の手の届くところにいて欲しいんだ。……キョーコには。」さりげなく呼び捨てられた自分の名前に、身体中が熱を持ったことがわかる。どうしよう。これはもう逃げられそうもない。敦賀さんの甘い束縛に酔いしれてしまいそう。「キョーコ？」ああ、もう！！だから、呼び捨てはだめですって！！「私を隣に座らせるためだけに車を買ったんですか？！敦賀さんは経済観念が無さすぎです！！そんなんじゃ、この先苦労しますよ？！」「んー？大丈夫。俺にはキョーコがいるから、一生心配ないんだ。それにこの車だって、キョーコがたくさん隣に乗ってくれたら無駄にならないよね？」「……っ！」「キョーコ、好きだよ。いつも俺の隣にいようね。約束だよ？」「………他の人、乗せちゃダメですよ？乗せたら、浮気者って言いふらしますからね。」私の可愛くない言葉にも、満面の笑みがフワッと彼の顔に広がっていく。そして、笑顔と同じくらいフワッと差し出された大きな手。「では、俺と夜景を見に行きませんか？お嬢さん？」「お嬢さんより、キョーコって呼んで欲しい、です。」「クスッ。これは失礼。では、キョーコ、こちらへどうぞ。」甘い声に導かれて私が乗り込むのは、あなたが魔法をかけた現代の馬車。あなたのかけた魔法はきっと永遠。キョーコちゃんとふたりきりで、しかも助手席に乗せたいがために、ウン千万円もする真っ赤なフ○ラーリをサクッと買った敦賀氏（だって2シーターだから～）キョーコちゃんが思ったより敦賀さんを叱ってくれなかった…チカさま。駄文でございますがご笑納いただければ幸いです♪☆目次☆短編＆長編☆目次☆シリーズ☆目次☆企画☆目次☆捧げもの＆フリー

書き散らかし～その10～

うーん。久々に文章を書いてみましたが続かず。リハビリをボチボチとしていきます。ご案内ここに書かれているのは、隙間時間にポチポチ・・・カタカタ・・・したものです。続きを書くかどうかは、すべてyununoの気分しだい・・・←万が一、続きを書いた場合は該当のテーマへと区分します。そのため、目次ページには記載されません。あらかじめご了承くださいませ。○●○●○●○●○●「私のお婿さんになってください！！」夢か幻聴か？「敦賀さんしか考えられません！お願いです！！」いや、違うようだ・・・「俺が？最上さんと結婚すればいいの？」「そうです！私と結婚してください！今すぐに！！」「今すぐ？」「はい！可及的速やかにお願いします！！」かきゅうてき・・・どういう意味だ？後で調べたらいいか。とにかく早くってことだろうから。「じゃあ、今すぐに結婚しよう♪」「ありがとうございます！！助かります！！」「お礼なんか言わないで？俺はものすごく嬉しいんだから。」

mauloa

姉妹企画発案者ピコ様管理会場ドン☆フェスの姉妹企画「春の胸キュン祭・萌え☆フェス」はコチラから魔人様管理会場ドン☆フェスの姉妹企画「春の胸キュン祭・萌え☆フェス」はコチラからドン☆フェス総合企画主催者ゆみーのん様管理会場ドン☆フェスの姉妹企画「春の胸キュン祭・萌え☆フェス」はコチラから現在絶賛開催中のドン☆フェス姉妹企画「春の胸キュン祭・萌え☆フェス」に参加させていただきました！これにてｙｕｎｕｎｏのドンで萌えなフェス参加作品はラストです！！※今回のお話のタイトル「ｍａｕｌｏａ」はハワイの言葉で「永遠」という意味だそうです。ｙｕｎｕｎｏの友人が結婚指輪に刻印しているのを見せてくれたときから、いつかタイトルに使いたいなと思っていたものです。 会いたくもないのに会ってしまった幼馴染と舌戦を繰り広げたその日。キョーコは蓮に自宅へと連れ込まれた。ドン！！「あの？」リビングに入るなり壁際に追い詰められ、キョーコはひどく戸惑っていた。いつもなら蓮はこんな風にキョーコを追い詰めない。キョーコの生い立ちを慮って、逃げ道をさりげなく作ってくれていた。なのに今日は逃げられそうな気配はまったくない。「何？」「これは何事でしょうか？」「君はなんだと思うの？」常ならからかうように答えるだろう自分の質問にも無機質な声で返すだけ。キョーコは動揺していることを悟られないよう必死にラブミー部員の仮面を被る。「今はやりの壁ドンかと･･･」「それで間違いないね。」「左様でございますか･･･ですが、敦賀さんが私などにドンをされる理由がサッパリわかりません。」さっぱりわからない・・・それは嘘だ。最近ことあるごとに蓮から告白まがいのことを言われているのに、サッパリわからないなんてあるわけがない。「････普通はどんな関係の2人がすると思う？」「片想いもしくは両想いの男女間で発生する事象かと。」「まあ、そんなところだろうね。・・・で、君はそれがわかっていて”サッパリわからない”なんて言うんだ？俺が本気で君のことを想っているからとは考えないの？」「は？敦賀さんが私を？」「そう。俺が、君を。」告白を忘れたふりをしようとしているキョーコを責めるかのように、蓮はスゥーと目を細めた。その瞬間、キョーコの背中にゾクリと何か得体の知れない感覚が走る。「ちゃんと固有名詞で言ってあげようか？」「あの・・・」「敦賀蓮が最上キョーコを好きだからとは考えもしないの？」「だって・・・だって！・・・私が敦賀さんを好きになることはあっても、敦賀さんが私をなんて・・・！そんな夢みたいなことあるわけない！！」「・・・・・・・・」「私なんて・・・美人でもないし・・・スタイルも良くないし・・・敦賀さんの横にいたら、きっと敦賀さんが笑われちゃう・・・」ぎゅっ「きゃっ・・・！」「俺は最上さんがいいんだ。俺は君に愛されたいんだ。」「敦賀さん・・・」「君が信じられないって言うのなら、俺は何千回も何万回も”最上さんのことが好きだ””最上さんのことを愛してる”って言うよ？そう、君が信じてくれるまでいくらでもね。」「！！」「君だけを愛してる。心から愛してるんだ。他の誰を愛するよりも、他の誰が君を愛するよりも・・・俺が1番君を愛してる。」静かに告げられる蓮からの愛の言葉に、キョーコの心がとろとろにとけていく。そして、キョーコの大きな瞳からこぼれるのは大粒の涙。その涙を蓮は唇でそっと掬い取る。「君が気にしていることもわかっている。俺がアイツみたいに君を置き去りにするんじゃないかって不安なんだろう？」「・・・はい・・・」「でも、その心配は不要だよ？」「え？」「君だって知っているんだろう？俺が21まで恋をしたことがなかったってことを。」「確かに4歳年下の女子高生が初恋お相手なのは知っていますが・・・・・・って・・・・あっ！！」「ふっ。そうか・・・やっぱり最上さんだったんだね。あの鶏は。」どうして知られたのか。常とは様子の違う蓮に迫られ泣いていたはずなのに、キョーコの頭の中からすべて吹き飛んだ。「なんで知っているかって顔をしてるね。それはね。椹主任に君のスケジュールを社さんが聞きに行ったときに、今日は”坊”だなって言ったらしいんだ。俺はあの鶏くんが”坊”って名前とは知らなかったんだけど、写真をみせてもらってね。・・・いや、驚いたのなんのって。」「つ、敦賀さん？あのですね・・・」「君が言わなかった理由もわかるから別に怒ってなんかいないよ？ただね？あれだけベラベラと好きな子のことを話したのに、なんで自分だって思ってくれなかったのかなってね。」「は？」「あの当時、君だって4歳年下の女子高生だっただろう？」「・・・・確かに・・・でも・・・」「まあ、あの当時の俺の態度にもかなり問題はあったけどね。とにかく、俺は21まで恋なんてしたことがなかった。この先、君に感じている想いを他の誰かに感じるなんて考えられない。だから、他の誰かに心を移すかもなんて心配はしないでいい。」「えっと・・・その・・・・・嬉しい、です・・・・・あの・・・敦賀さん。私、片想いを卒業してもいいんですよね？」クスッうずめていた顔を上げ、遠慮がちに問いかけてくるキョーコに蓮はそっと笑みをもらした。「もちろん。俺と一緒に卒業しよう？」「はい・・・！・・・・・・・・・・あの・・・・・少しだけ屈んでもらえますか？」「え？こう？」いつもは見上げてばかりの蓮の顔が、キョーコの目線の高さに降りてきた。蓮は不思議そうに、でも、優しさを湛えた表情でキョーコの次の行動を待っている。やがて、意を決したようにキョーコは蓮のくちびるへと自分のくちびるをちょんっと重ね合わせた。「もが・・・・」「誓いのキスです・・・」「――――――っ！」羞恥からうるうると瞳を潤ませたキョーコは、蓮のシャツをきゅっと掴みその胸に顔をうずめる。「ずっと敦賀さんを好きでいるっていう・・・永遠の証です。」がんばって甘ーーくなーーれと書いてみました。グダグダ感は半端じゃないですが・・・萌え☆フェス発案者　ピコ様　ドン☆フェス主催者　ゆみーのん様　フェス広報担当　ｓｅｉ様　　　　フェスの管理運営お疲れ様でした。また、参加させていただきありがとうございました。これからもピコ様辞書をフル活用して、萌えていただけるなお話を書けたらと思います！！しかし、フェスが始まったのって去年の1月だったんですね。───くーーーーーーーっ(≧∇≦)って、悶えたいのですとゆみーのん様がおっしゃっていたのが懐かしい・・・いろんなドンや萌えを楽しませていただけて嬉しかったです！！本当にありがとうございました～

first step～後編～

姉妹企画発案者ピコ様管理会場ドン☆フェスの姉妹企画「春の胸キュン祭・萌え☆フェス」はコチラから魔人様管理会場ドン☆フェスの姉妹企画「春の胸キュン祭・萌え☆フェス」はコチラからドン☆フェス総合企画主催者ゆみーのん様管理会場ドン☆フェスの姉妹企画「春の胸キュン祭・萌え☆フェス」はコチラから現在絶賛開催中のドン☆フェス姉妹企画「春の胸キュン祭・萌え☆フェス」に参加させていただきました！俺コスの続きをどうぞ！！「このトゲトゲが邪魔！こんな痛いの着てらんないわよ！」気に入らない。その空気が心底気に入らない。「せっかく着せてやってんだろ？！脱ぐんじゃねーよ！」「だーかーら！さっきから要らないって言ってるでしょ？あんなに言って理解できないなんて頭悪いんじゃないの？！」他の男が身に付けていたものなんか、俺が剥ぎ取ってやる。「最上さん、じっとして？」「えっ？」彼女にかけられた革ジャンを脱がせ、持ち主へと無造作に投げつける。「なにすん･･･っ！」「はい、これを羽織って？」何かを言いかけた不破には目もくれず、自分のジャケットで彼女の小さなからだを包み込んだ。「敦賀さん。ありがとうございます。」ホニャリとした君の笑顔に、さっきまで感じていた澱みが俺の中から消えていく。「おい！その態度の差はなんなんだよ？！」「当然でしょ！あんたの臭くて重いだけの革ジャンなんて、着せられたら嫌がらせとしか思えないじゃない！」「ンだと？！」「でもね、敦賀さんのジャケットは違うの！温かくて軽くて、おまけにものすごーくいい匂いまでして、天上の癒しも貰えるんだから！！」「････････」えっと？天上の癒しって？「天上の癒しだ？！ただの貰いもんだろ！！」「敦賀さんのいい匂いが貰いもののわけないでしょ？！包まれていると最高に幸せになれるんだから！！」信じられないくらい嬉しいことを言われた気がする。「私はね、敦賀さんの匂いが世界中で1番好きなのよ！！」「！！」反則････君は本当に可愛すぎる。「お･ま･えーー！！」平静を保とうとしても顔がにやける。こんな顔を社さんに見られたら何を言われるか･････････って、遅かった。もう既にからかう気満々の笑顔だ。ギャラリーも俺を見てニヤニヤしてるし。うん。逃げよう。とにかく邪魔者がいないところへ行ってしまおう。「なんですってぇぇぇ！！もう1度･･･！」「最上さん、そのくらいでいいんじゃない？もう遅いし今夜は送るから。ね？」「あっ！はい！！･･･でも、いいんですか？お疲れじゃないですか？」「ん。大丈夫。俺も今日は終わりだし。」「では、お言葉に甘えます。ありがとうございます！」社さんの仕事も終わりそうだ。横にいるのが不破のマネージャーか。あんなにグッタリしていったい何を言われたんだか。「尚、そろそろ･･･」「え？なんか言った？」「そろそろスタジオに戻らないと･･･」「ちょっ！祥子さん！話が違っ！！」「早く行くわよ！！」社さん、本当に何を････聞かない方がいいんだろうけど。さあ、俺もだめ押ししないとね。「ああ、そうだ。不破くん、ちょっと待ってくれるかな？」「ンだよ。」「心遣いもね、他人の迷惑を考えてやらないと、ただのお節介･･･いや壮大なありがた迷惑になるんだよ？君もこの世界で生き続けるつもりなら学習した方がいい。あとで君の大好きな出来るマネージャーさんが、骨の髄まで染み渡るくらいに教えてくれるはずだ。だから、君は何にも心配することはないよ。きっと、ね。」「うっ････」「じゃあ、お疲れさま。引き留めて悪かったね。」邪魔者はとりあえず消せたな。あと、このギャラリーたち･･･最近、最上さんにちょっかいを出してる馬の骨の姿もチラホラ。「蓮。（ボソッ）ほどほどにしないとキョーコちゃんに逃げられるぞ。」「クスッ。逃がしませんから。」「ヘタレのくせに･･･」「チャンスをくれたのは社さんですよ。無駄にはできません。」「敦賀さん？社さん？」「ごめんね。行こうか？」「はい！」「俺は一応事務所に報告しないといけないから、タクシーで戻るよ。お疲れ！」「「お疲れさまです。」」あの顔。きっと明日は例のグフフ笑いで突っ込まれるんだろうな。「そうだ。最上さん。」「はい？」「俺と食事をする時間はある？」「え？はい、あります･･･けど？」「よかった。君には聞きたいことがあるんだ。」「聞きたいこと？」「うん。俺の匂いが世界一好きとか言ってくれていたことについて、もっと詳しく聞かせてもらたいんだけど。」ボワワワッ「教えて、くれるよね？」「はいぃぃぃ～。」首筋まで真っ赤に染めた彼女。過度な期待は禁物だけれど、今が攻め時だ。だから、君と俺の間に誰も割り込めないように、今あるすき間を全部埋めてしまおう。まずは軽く1歩。君の耳元。触れるか触れないかの距離まで。「俺も君の匂いが世界で1番好きだ。俺はいつも君に酔わされているんだよ？」さあ、次の1歩はどうする？ちゃんと胸キュンになっているか疑問･･･えっと、11日までにもう1本UPします。UP日決まったらお知らせします～ラストは初心にかえってドン！の予定。