神々しい美輪さんの夢をみたあと、いつものように午後3時に空港へ出勤。じつは一年ほど前から、カナダの空港でフルタイムの事務職をしているのだ。
北米では、7月から2ヶ月間の長い夏休みが始まる。6月の半ばから、すでに家族でバケーションに出発する人がいるせいか、空港利用客がグンとふえてきたため、あちこちの部署で利用客への対応がおくれたり、乗りつぎのハプニングが起きるようになってきた。
わたしは午後から夜中まで、2台のモニター画面の前で、各フライトの発着、利用客の乗りつぎの流れをチェックする作業をやっている。フライトの発着に遅れがでたときは、関係部署にコンタクトをとって、空港側の出迎え準備と、お客さんの乗りつぎがスムーズに行くよう、タイミングを調整するのが主な仕事だ。
各地からフライトが到着する前に、お客さんの乗りつぎ時間、到着したフライトから乗りつぎの飛行機に荷物を運ぶ段取りなど、あらかじめかかる時間を計算して、空港に飛行機が着陸したときには、すべての調整がおわっているのがベストとされる。
1つの便の調整をしている間にも、次々とフライトが到着するので、重箱の隅をつつくような細かい作業を、超スピーディーにこなすのがポイントになる。ほぼ1人で同時に10本以上の到着便を、8時間にわたってモニターし続けているので、見おとしや、各部署への連絡がまにあわないことも多く、すべての便の乗りつぎの段取りを、前もって完璧に段取りできるわけではないのが、この仕事のむずかしいところだ。
