もう11月ですね。


10月の1ヶ月間は

一年のように感じるほど

忙しく落ち着かない毎日でした。



認知症状が進んで

子どものようになっていく父と、

脚の手術が必要な母。

そんな二人の通院に

杖をついて付き添う私。


両親と私の

この先を考えると

不安で眠れない夜もあります。


今回は

それぞれの現状について

お話したいと思います。



「父のこと」

とにかく優しくて、温厚で、社交的。

手先が器用で、お酒が大好き。

そんな父の認知症状は

去年の暮れから急に加速し、

今の症状としては

・金銭の管理が出来ない

・同じことを何度も聞き直す

・毎日同じ下着を履く

・薬を飲み忘れる

・行き先を忘れる

・目的地に辿り着けない

・日にちや時間を間違える

・部屋に籠もり、昼間も殆ど寝ている

・表情が無くなり、怒りやすくなった

・口数が減り、喋らなくなった

・勝手な行動をする

・電話に出ない、LINEも見ない

などがあります。


父は定年まで

不動産会社に勤めていたこともあり、

10年前から

ご近所の貸しガレージ(5台分)の

管理を頼まれて、

賃貸契約や毎月の賃料の管理、

車庫証明手続き、

ガレージの草刈りや

手入れなどをしていました。


しかし、

貸主の方から連絡があって、

去年の暮れから9月までの間

5台分の賃料の送金が

出来ていないことが判ったのです。


貸主の方は遠方にお住まいで、

寛容に謝罪を受け入れてくださり

私に継続して管理をしてほしいと

言っていただきました。

後継の方が見つかるまで

賃料の管理と

草刈りをさせていただくことになりました。

借り手の方にご挨拶に回り、

長男にも手伝ってもらって

刈り取った雑草は

ポリ袋6袋分ありました。

留めていた針金が外れて

立て掛けられていた、古びた看板の

父の手書きの文字を見て

涙が出ました。

ペンキで塗り直して

自分の連絡先を書きました。




「母のこと」
料理が好きで、足を悪くしてからも
ずっと台所に立っている母。
内向的で、少し世界知らずで
よく笑う母。
母の右脚は10年前に
人工股関節になりました。
2年前には左膝も手術しました。
身体障害者手帳4級を取得しています。
そして今は
左脚も人工股関節手術が必要な状態です。
家の中でも杖を使っていて

脚を動かす度に「痛い痛い」と唸っています。


先生からは、手術は少しでも
早い方が良いと言われているのですが、
父を一人にしておけない母は
まだ決心が出来ずにいます。
早く安心して
手術に踏み切ってもらえるようにしたいです。



そんな現状ですが
先月、
二人とも介護保険の申請をしました。
結果は
父は要介護1、母は要支援1
という判定でした。

ケアマネさんも決まって、
来週は
父とデイサービスの見学に行きます。
母は歩行器のレンタルを検討中です。



という訳で
とても忙しい日々でしたが、

皆さんのブログを読んでいるときが

自分を取り戻せる時間でした。

なかなかコメントができずにいましたが

元気をもらっていました。




私はというと、
忙しい仕事中や、疲れた帰宅後などに
転倒してしまい
アザやケガだらけです。
その怖さに追い込まれ、
ハローワークの専門援助部門に
相談に行きました。
来週は保健所主催の
「難病患者 働き方相談」に行きます。


そのことは
また投稿したいと思います。
長くなりましたが
読んでいただき
ありがとうございます。