前回は子宮頸がん検診で精密検査が必要ということでショックを受け、暗い感じで書いてしまいましたが、色々と調べたので参考になればと思い記載します!

 

ちなみに、精密検査の結果はこれからです。

 

 

子宮頸がんは予防できるがんとされており、

日本では、1994年生まれの世代が高1年の時からワクチンを受けることが推奨されていたもので、現在でもワクチン接種が推奨されています。

また、ワクチンはHPVウイルスという子宮頸がんの元凶とされているウイルス感染を防ぐもの(持続効果は未検証なものの、10年〜20年程度?)で、中身空っぽの外側だけのウイルスみたいなのを入れるので、ワクチンによる感染を懸念する必要はありません。

副作用がテレビで大袈裟に報道され接種が推奨されなかった期間があったようですが、私はこの精密検査という結果を受けたため、ワクチンは絶対に受けた方がいいと思いました。

私はワクチンを受けられていなくて、今回この診断が出るまでウイルスの存在すら知りませんでした。なんとなく怖いので定期検診を受けていた感じです。

HPVが陰性になったらワクチン受けたいな〜と思いつつ、半年ほどかけて10万ほどで3回くらい打つものみたいです(9つのウイルスに対応したものだとそのくらい。2つのウイルスだけ、とかだと安くなります。)ので、どうしようかなと。

ウイルス陽性かどうかの検査も1万ほどするので高くて、ウイルスがなくなるまで検査する、そこからワクチンとかってなると、、、と言う感じではあります、。

 

20代からは2年に1回の定期検診を受けることにより、ワクチンでの予防と定期検診の両面で、がんとなった場合にも早期発見し対処していくというものとなっています。

 

最近では子宮頸がんが若い世代に増えているということで、ワクチンと検診はかなり重要だと思いました。

 

私が定期検診で診断された軽度異形成ですが、

子宮頸がんは、その前癌病変という癌になる可能性のある細胞の変化を経て、5〜10年ほどかけてがんになっていくようです。人によって例外などあると思いますが、基本は統計的データだと思います。

 

検診では細胞診というものを行い、ざっくりとした指標でいうと(詳細は調べたらたくさんでます)、

NSIL(異常なし)→ASC-US(炎症や軽度の細胞の異常がみられる)→LSIL(軽度異形成)→HSIL(中度異形成)→HSIL(高度異形成)→がん

というイメージで結果が結論づけられます。

NSIL以外は基本的には要精密検査となり、

細胞診での綿棒のようなもので擦る検査とは違い、

コルポ診(組織診)という、膣の中を小さいカメラで確認した上で、酢酸(お酢)をかけて白く浮き上がった場所(病変箇所)から小さく組織を取るものです(鳥のクチバシのかなり小さい版のようなもの。)

 

色んな人の声では、痛いということでしたが、私が選んだ病院はとても上手くて、あんまり痛くありませんでした。

痛みは病状によるものではなく、採取する先生の技量によるものとのことです・・

 

結果は1〜2週間かかるようです。

 

ちなみに、私は細胞診もエコーも組織診も改めて行ったので、お会計が八千円以上かかって衝撃でした😂

 

もし癌だった場合も、治療法は色々あるようです。悪いパターンだと、子宮や卵管、リンパの一部を切り取る、抗がん剤治療を行うようです。

初期段階であったり、医者の判断によっては、円錐切除というものがあって、子宮を取り出すことをせず、病変部分のみを取り出すというったものがあるようで、切ってみないとその奥に癌があれば、また違う治療を行うようです。なければそれで治療は終わりです。

一定期間性交渉はできず、血が出たり、人によって整理が重くなる、生理の時の血の通り道が一部塞がるとかということがあるみたいですが、基本的にはあまり多くの副作用はなく、妊娠の時に流産・早産のリスクが通常よりも10数%上がるもののようです。

 

 

あとは、キノファーマという医療系のベンチャー企業があって、

異形成を治すような薬の開発を行っており、治験などを行っており数年したら使えるようになるのではないかと思っています。

もっと支援されるべきです。

精密検査になった人しかわからないかもしれませんが、正式ながんや高度異形成の判定が出るまでは経過観察という対応を行うガイドラインがあるらしく、それが何ヶ月かおきにやっており、だんだんと悪化するのではないか、とか結果が出るまで2週間かかるとか、かなり精神的な苦痛を伴うのです。

ストレスでウイルスを排除できないというパターンもあり、悪化していくのではないかという心配が、さらに病状を悪化させる可能性は大いにあると思っていて、、、もっと開発が早くされればなぁと思っています。

 

私が思うに、結局円錐切除をしてその後問題ないひとも大いにいるのかとは思っているのですが、

HPVウイルスが排除されないとだんだんまた悪化していく可能性を秘めており、人間は歳をとるごとに免疫が衰えていくと思うので、だんだんとウイルスが勝っていく可能性があると思います。

そのウイルスを根本的に無くす必要があると思っています。

 

 

円錐切除の前に、行えること、軽度異形成程度の人が心がけられることとしては、、

 

なんとなく色んな方の情報を集めたところ、異形成になっている方は他の病気も併発しているケースもあり、

免疫が下がっているのではないかと思いました。

体質的なものはあるかもしれませんが、運動不足だったり、骨盤底筋が緩んでいたり、お尻が冷えやすくなっていたり、血流が悪くなっていたり、、、そいうのを改善することで治っていく可能性はあると思いました。(ストレスは言うまでもありませんが。)

それは、歩き方を変えてみる(大股で歩き、膣やお尻をキュッと閉めることを意識する)とか、よもぎ蒸しを始めるとか、食事のバランスを意識する、朝食をしっかり忘れずにとる、、などなど。

あとは免疫機能の多くは胃腸にあるようで、胃腸の調子を整えることはかなり大事かもしれません。

 

また、医療的な改善策としては、漢方とかもあるかもしれませんが(ここはあまり調べていません)、

フェノール療法というものがあるようです。こちらは関東人住んでいる人は大変ですが、金沢や沖縄に対応している病院があり、日本で認可されたものではない?かもしれませんが、薬品を塗って直すと言う方法のようで、中度異形成からは保険適用の模様。1ヶ月に1度通うようです。

都内だと月に1回金沢に通うのは大変!と思いますが、夜行バスとかだと数千円で片道いけるので、一生付き合っていくのと今頑張るのと考えると、コスパは悪くないのかなと思っています。

 

また、PDT(光線力学療法)というものもあり、がん細胞をうまく特定してそこだけ死滅させるという方法があるようです。この場合、日の光を一定期間あびてはいけないらしく(2ヶ月程度?)、うまく現在の生活と両立させられるのかというところがポイントかと思います。

また円錐切除をした人も受けられるようですが、この手術を行う際に必要な部位?のようなものがあり、それがないとできないようです。実際に2名ほどされているかたをブログ等で見かけましたが、ある病院では700例以上の症例があり97%が組織学的に病変消失したと記載されていました。

 

他にもレーザーで焼くというのも多くの病院でやれるようですが、焼いたところは病変の有無の判定が難しい?などの理由で選択しない人もいるようです。

 

いい病院を選べば、それなりに対応してくれると思いますが、お医者様も色んな患者さんをみており多忙だと思います。

自分の病気については、自分で出来る限りのことは調べるべき、治療も色んな方法があり、全てを医者側から提示してくれるとは限りません。

情報を調べることが便利になった世の中で、出来る限り自分で調べて、治療方法も自分で考えて勝ち取っていく(言い方は変かもしれませんが)ものだと思います。

 

日本語でしか調べていませんが、アメリカでもワクチン接種率がヨーロッパと比べて低かったことから、色んな治療法があるのでは?と思っています。英語では調べていませんが色々出るかもしれません。

 

 

 

 

色んなことを考えました。

とても怖いですが、同じ状況の人もいると思い、いい方向に迎えたらと思っています。

長々と書いてしまいましたが以上です!

 

ハッピーに過ごしたいと思います!