回は緊張の正体について

話したいと思います。


少し専門的な話になりますが
簡単にまとめました。


ぜひ最後まで読んでください。


緊張とは何でしょうか?

どうして緊張するのでしょうか?



この疑問を正しく理解するカギは

「ストレス」

です。


ストレスは「緊張」そして「あがり症」「平常心」
に深く関わりがあります。


そこでまずストレスについて
簡単に解説します。


あなたにとってのストレスとは何ですか?

試験や面接、学校や会社での上下関係、期日の迫ったノルマ・・・

いろいろあるでしょう。


これらは実は、心理学用語ではストレスではなく
「ストレッサー」
と呼んでいます。


ストレッサーとは
「外的要因」という意味で
まさにプレッシャーのことです。


おもりとスポンジをイメージしてください。

おもりを乗せるとスポンジは歪みますよね。


おもりがストレッサーであり
引き起こされた「歪み」こそが
「ストレス反応」です。


つまり、緊張とは
プレッシャー(ストレッサー)によって
引き起こされるストレス反応です。



本番で力を発揮できない場合
プレゼンや入学試験というストレッサーによって
緊張というストレス反応が起きているんです。


さらに
ストレス反応は大きく2つに分けられます。

「心理反応」「生理反応」です。


心理反応は気持ちに関するもの

・不安で仕方がない

・落ち着かない

・失敗したくない

・逃げ出したい


生理反応は身体に関するもの

・心臓の動悸

・冷や汗

・体が震える

・顔が引きつる


さて、「緊張」とは
一体どちらのストレス反応でしょうか?


答えは両方ですね。






あなたの敵の正体を
少し理解していただけたでしょうか?


あまり大切でないことのように思えますが
戦っている敵を明確に意識することで
あがり症克服をより早く実現できます。



敵知らずして勝利なし


それでは今回はこのへんで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。