お久しぶりです。
暇というわけではなく、むしろ給与計算締切間近で、ヤバイ
という時期なのですが、息抜きにブログ投稿です。
前回のブログで書いていた「受験の最中、保護者待合室で、狂気を体感」について、備忘録程度に…
あれは忘れもしない、チャレンジ校での受験本番当日。
チャレンジ校受験は本命とは2日ずらして行われ、灘が第一希望だったお子様達が受けやすい日に設定してあります。
受験はたしか2科目か3科目か選択出来て、うちは3科目受験しました。
保護者はそれぞれ遠方から来ている方が多いため、教室を保護者控室として開放して頂ており、のんびり自由に待つことができました。
それぞれが携帯をいじったり、本を読んだり、PCで仕事(?)したりとしている中で、けたたましく誰かの携帯が鳴りました。
すぐにスーツ姿の男性が席を立ち、廊下で話し始めます。
・・・それが、携帯の音量が最大の為に丸聞こえなんです![]()
相手は、塾の先生でした。
(勝手に聞こえてきた話を)要約すると、
第一希望、第二希望の学校は落ちてしまった。
※待合で待っているときに一斉に合否判定が来た。
模試の判定は「A」だったはずなのになぜ?!
息子は、第一希望、第二希望に受からなかったら生きている意味が無い、もう駄目だと言っている。
今受けているチャレンジ校に受からなかったら、人生終わりだ。
でも、今現在、メンタルボロボロで受けているので、本当に受かるかどうか心配すぎて居ても立っても居られない。
先生、いますぐどうにかしてください!
と、泣きながら絶叫していらしたのです![]()
![]()
その場にいた、保護者は、みんな涙目![]()
子どもがそんなことを言うなんて…![]()
言わせてしまっている、追い詰められてしまっている受験生の気持ちに、涙。
追い詰められている保護者にも、自分を重ねてしまって、涙。
・・・今思い出しても、泣けます。
今ならいえる。受験なんて人生のほんの一部だと。
生きていれば、この先、どうにでもなるんだと。
どうか、あの親子が幸せな現在を送っていますように。