Here's looking at you MIMI

Here's looking at you MIMI

Once in a blue moon

Amebaでブログを始めよう!

欧米では、成人したら男女とも親元を離れて独立するのが一般的ですね。


私が高校生だった頃、アメリカからの交換留学生が夏休みに我が家に

ホームステイしていったのですが、

彼は当たり前のように大学は自分で奨学金を獲得していました。


奨学金にもランクがあって、勉強ができるほどに有利なので若いうちから

ライフプランをしっかりたてて頑張っていましたね。




大学在学中から卒業後は

一人で暮らすよりも二人の方が経済的だから、

ルームシェアや同棲が多く

一緒に暮らすうちに自然に子供が産まれ結婚していくわけです。



それに比べると日本はどうでしょう。

形の上では一応選挙権が与えられ、飲酒・喫煙・車の運転

も認められるようになりますが、全体的に子供っぽい気がします。


成人式もそう。


お祭り騒ぎで、巨大な同窓会のようです。

出席率をあげるためにディズニーランドで開催とか?魅力的なイベントをお膳立てしてあげて

マスコミもこぞって取り上げてもらうとか?

なぜに血税を使って若者に媚を売るのでしょう。


一流大学を卒業した息子さんが、せっかく苦労して入社した会社を

「社風が合わない」と半年で辞めてしまったり。


親にも大いに責任はありますね。


パラサイトを許す親御さんは、

ある程度は経済力があり、お子さんも真面目にお勤めしていて

一見品行方正でどこも悪いところはないのですが、

しかし見えないだけに病巣は根深く深刻だと思うのです。


先日のりさこさんやうーたんさんのコメントにあったような御方たち・・・


40歳の独身女性がママと仲良く銀座でショッピング?

42歳の独身女性がこれから出産したいけど、ママ友がみんな年下なのは嫌?


そんな大人、諸外国から見れば奇妙キテレツ以外の何者でもない・・


日本同様、親との同居率の高いアジア諸国でも、

やはり少子化が深刻化しているそうですよ。



動物の世界で見ればいかに不自然かわかります。

親と同じ大きさに成長したヒナが、自分で飛び立とうともせずにいつまでも巣に居座って

いるようなものです。


また、その状態になれてしまうと、

男女ともに結婚相手には「経済力のある人がいいな・・」

と理想が高くなります。


身近な結婚のモデルである親が、自分が大学に入学して卒業して社会に出て今日に至るまで

してきてくれたことを

自分の子供にもやってあげよう・やってあげなきゃ、と思うと

結婚というものがもの凄く荷が重いものに思えるからです。


一人で背負って歩く自信なんてとてもないから

自分と同じように依存傾向のある人を避ける ようになる。


実家暮らしの女性は、実家暮らしの男性をマザコンと嫌うし、

実家暮らしの男性は、実家暮らしの女性を、自分が実家暮らしゆえにタップリ貯めた貯金を浪費

されるんじゃないか?と激しく警戒します。




親御さんだって望んで一緒に暮らしてるわけじゃないんです。


みんな本心では結婚してほしいと思ってる。


我が家の近くにも「困った・困った」と連呼される方たち、大勢いらっしゃいますよ。

同じような仲間が集えば、皆さん子供の愚痴です。

もう諦めの境地。



でもよくよく観察してみると、「困った、困った」を連発するわりには早朝や深夜に帰宅する子供のために

駅までせっせと送り迎えしたり、お弁当を持たせたり。

良い会社に勤めていたりすることに誇りをもっていらっしゃる。

結婚していないこと「だけ」が問題で、性格や教養には、なんら問題はないんです・・と。


心配が過ぎる人はしぶる息子・娘を無理やり引っ張って

結婚相談所の費用を肩代わり してあげたりします。(アラフォーでも!)

でもうまくいかない。


心配しすぎで、おせっかいの親が払ってくれる高い入会金を、

当の子供はありがた迷惑くらいにしか思わないからです。

こんなに心配かけてお母さんごめんなさい・

必ずいい人を見つけます僕(私)頑張ります!!とはならない。


そして最後は親子喧嘩。

何十万も投資して、思った結果が出なければどんなに辛抱強く温厚な親御さんだってイライラします。


子供のほうは、

無駄になった活動費用を納得してもらうために、

仲直りして明日からも仲良くパラサイトを続けていくために

お見合い相手やカウンセラーに 悪者になってもらう わけです。


これが本当の親孝行ですか?


子供のために、子供の幸せのために、と頑張ることが全部裏目に出てしまっている。


本当にお互いの幸せを願うなら、心を鬼にして家から出さないと駄目ですね。