アルバイトによるイタズラ | ミミコーポレーションのブログ

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主にファストフード店におけるアルバイト店員による度を過ぎたイタズラ写真が問題になっており、罰則を厳しくすべきだとか、収束させる為には無視するのがよいなどと議論されているようです。
http://blogos.com/article/67978/?axis=t:7812&gi=4

この手のイタズラは以前からあったと思います。
愉快犯ですから、武勇伝として仲間内に知らせたりはしていたはずですが、
今は容易に拡散される事により、よりそれが知れたり、注目を浴びたいが為に、過度になったという事ではないでしょうか。
ファストフード店などはそもそも店の敷居が低い、単価が安いなどの理由により、緊張しにくい状況にあると思います。
わかりやすくいうとナメています。
店長にも多分殴られないし、社会的に抹殺もされませんから。

たまらないのは企業側です。本体は体力的に耐えられるとしても、フランチャイズ店などは本社からの圧力もあり、たかがガキ一人のイタズラにより閉店に追い込まれる場合もあるわけです。
企業側はコンプライアンスを問われ、また管理不足、そもそも企業側が採用した人員ではないかなどと言われますが、これはあまりにアンフェアではないかと思います。
企業は叩かれ、個人は保護される、但し保護する側に余裕がなければ保護する事自体が不可能になります。
少ない資源やお金をダダをこねて奪い合いしているのと同じです。

アルバイトというのは民間の企業が営利目的の為に採用しているに過ぎません。
ボランティア、無償の教育の場とは違います。
雇用するメリットがなければ採用しません。
リスクだらけの人間を誰が採用するでしょうか。
能力も責任感も高い外国人留学生などにその座を奪われ、近所の高校生など誰も採用しなくなるのではないでしょうか。

グリコ森永事件というのがありましたが、株価操作により利益を得る事が目的だったのではないかとも言われています。
例えば大手ファストフード店10店舗で同時にイタズラが起きれば、結果的に株価も大きく変動します。

犯罪として問う事が出来なくても、やった人間が明らかであれば、本人と親の名前は公開すべきかなと思います。
損害賠償請求もすべきです。
これらも問題があるのでしょうが、何をしでかしてもお灸をすえられないというのは良い事であるはずがありません。

ワタミの社長にばっかり文句言ってる場合じゃないと思うんですけどね。
世界でも通用するのに日本にとどまっている方は、文句を言いながら日本が好きだから、高い税金納めてくれていると思います。
でないと稼げる日本人は皆海外にフェイドアウトして、誰も日本にお金落として、雇用などを生み出してくれなくなっちゃいますよ。

遠藤康志