通常の業種であれば、取引先がどういう会社か事前に与信などの調査をして、
契約書を交わし取引を行うのが一般的だと思いますが、
我々の業界では聞いたことも無い業者と電話一本で取引を始めますので、
当然トラブルが起きたり、常識の異なる業者も数多く存在します。
今回はそんな内輪の話を。
ある区分所有のマンションの一室が賃貸募集で客付け可で出てました。
俗にいう流通物件ですので、お客さんへの紹介お願いねってやつです。
弊社ホームページに掲載したのが気に入らないと凄い剣幕で電話がありました。
気の小さい私などは震え上がりました。
その会社の専任物件らしく、許可を取っていないようでしたので、
丁重にお詫びし、すぐ掲載を取り下げました。
ここまではたまにある話です。
この担当者はここからしつこい。
不動産屋でたまにいます。
「詰める」という言葉を使ってしつこい奴。
今では「圧迫」というのかな。そんなのが武勇伝と思っている世代の人たち。
まあ色々言われました。
これに関してはすべて反論出来ます。
不動産屋を8年もやっていてどういうつもりだ
↑1年だったらOKでしたか?
反響がそちらにいっていたら大損害だ
↑結局オーナーの利益なんか頭になく、直客で両手狙いしか考えてないわけでしょ。
他業者の力は借りずに直客にしか紹介しませんてオーナーに承諾取ってますか。
オーナーから預かった物件ならどんどん情報拡散させていち早く優良な入居者を見つけるのが仕事じゃないの?
ファンドやリートの物件なんて内覧会にクオカード配ったり、業者と懇親会開いたり、資産運用側の方がシビアで必死ですよ。
オーナーもいい迷惑ですね。
俺が一所懸命頑張って作った間取りだ
↑そんな事しらねーけど、そうかそうかよく頑張ったね。
結局は感情論ですか。
他業者数社に電話したところ、「ああ、あそこですか暇なんでしょ」と笑ってました。
正しい答えはこうですよ。
「ただで広告してくれてご苦労さん。広告料は払わないけど、満額でいい入居者つけてね」
部下も多くて、ご家庭もありそうな熱意のある同業の先輩のようですので、
名前等は書きませんが、私もリテラシーの低さを若い人によく笑われますので、
共に頑張りましょうよ、先輩!
遠藤康志